旅
大学時代の旅
1975年04月11日(金)
1975年3月27~4月1日
3月27日 久しぶりの旅、少々風邪気味ではあるが、出発することにした。予定されていたストも中止となった。明日出発の予定だったが、今日鯖江に寄ることにした。ほんの思いつきである。鯖江の彼とはもう2年ほど会っていない。東北の旅の折、知り合った気の合う仲間である。どんな風に変わっただろうか。列車の中は暑く、ジャンパーを脱いでいる。風邪気味だからちょうど良いかもしれない。又、音楽が流れている。旅人のカセットである。かなりボリュームを上げている。 続きを読む
1975年11月24日(月)
5年生の6月頃身体の調子が悪く、外科にて盲腸だと分かったが、授業もあるので薬を飲んで散らしていた。夏休みに入るとすぐに帰省し、斉藤病院へ入院し、手術を受けた。そのため夏は旅に出なかった。秋になっても、前期試験、登院のための口頭試問など絞りに絞られ、それどころではなかった。それで晩秋に、木曽路へ旅に出てリフレッシュすることにした。 続きを読む
1976年05月16日(日)
1976年5月15,16日
1月4日から登院し、患者さんを診ることになった。緊張した毎日が続き、学生気分の春休みもなかった。ゴールデンウィークが過ぎ、ようやく一息つき、旅に出ることにした。
高山は分かりやすい町、静かな町、川の綺麗な町である。旅人も多く、朝市もにぎやかだった。陣屋、屋台会館、民俗村もよかった。天照寺ユースに泊まった仲間たちも面白い人が多かった。 続きを読む
1977年02月15日(火)
1977年(昭和52年)2月10~15日
学生最後の旅である。国家試験までの束の間の気分転換である。二度目の四国。室戸岬を見てみたかった。なぜなら、室戸に台風が上陸すると、石川を直撃する。起点を知りたかった。社会に出るにあたって、これからを考えたかった。
1977年08月11日(木)
1977年8月11(水)~15日(月)
大学を卒業し、4月から金沢大学歯科口腔外科へ入局する。午前は外来診療とそれに伴う技工物の作成。午後からは中央手術室か外科室での手術または入院患者の診察、そして週2回の専売公社の診療、それに加えて抄読会と症例検討会。夜は細菌の実験。土日もなく、毎日続いた。それで、張りつめた心と身体を解き放つため、盆休みに磐梯山を登山することにした。 続きを読む
1977年09月17日(土)
1977年9月12~17日
盛岡で開かれた日本口腔外科学会総会に金沢大学歯科口腔外科教室の一員として出席する。他の先生は飛行機を利用したが、勤務している鉄道病院から国鉄の乗車券を現物支給されたため、一人旅となった。金沢を早朝経ち、電車を乗り継ぎ半日かけて夕方盛岡に着く。盛岡ユースに3泊し学会に参加した。ユースにスーツ姿は似合わなかった。1泊2食1850円。学会が終わってから、田沢湖に立ち寄り休養を取り、帰路へ向かう。 続きを読む
1977年10月09日(日)
1977年10月7~9日
開業すれば体験できない、のんびりとした大学気分最後の旅に、思った以上に時間がかかり、今後も行けそうで行けない所を選ぶことにした。また、清里はブームでもあった。そして、翌年6月に備えて、環境を変えて、理念やビジョンをゆっくり考えてみたかった。 続きを読む