金沢在宅NST経口摂取相談会チャレンジセミナー
2014年02月24日(月)
口から食べられる幸せを応援しています。
日 時 2月24日(月)午後7:15~9:00(開場6:45)
会 場 ホテル金沢4階「エメラルド」金沢市堀川新町 1番1号
対 象 医療・介護・福祉関係者
内 容 1. ミニセミナー
『在宅低栄養患者におけるラコールを用いたONSの有用性』
演者 菊地 勤(金沢西病院 医師)
2.事例報告
『介護付き有料老人ホームにおける経口摂取の試み』
演者 神野俊介(金沢医療センター 理学療法士)
谷口昌代(金沢脳神経外科病院 言語聴覚士)
河崎寛孝(金沢脳神経外科病院 医師)
綿谷修一(綿谷歯科医院 歯科医師)
3.相談会経過報告および平成26年度の計画
4. 代表挨拶
メモ
130名以上の参加があり、大盛況でした。河崎先生のデモや、座長と演者との質疑やりとりが印象深かった。
1.在宅低栄養患者におけるラコールを用いたONSの有用性
①超高齢社会における栄養管理を考える
・外来通院可能なADLの良い状態で低栄養状態の早期発見早期治療する
②経口補助栄養(ONS)の有用性を確かめる(エビデンス)検討
・主観的包括的アセスメント(SGA)により低栄養と診断され、
6ヶ月以上ONSの継続できる在宅患者9名を対象
・栄養不良から軽度不良と軽度不良から良好への改善が5名
・SEIQol-DW(個人の生活の質評価法)の向上が見られる
患者自身により選択された評価項目とその重み付け
2.事例報告『介護付き有料老人ホームにおける経口摂取の試み』
①寝ている姿勢、移乗方法、車いす上での姿勢を見直しすることにより、
全身の筋緊張が緩み、楽な姿勢となり、
発話のしやすさ、表情の穏やかさにもつながった
改善前後の姿勢と唾液嚥下の比較を参加者が体験デモ
②栄養摂取と食べる楽しみについての意見交換
③フォローアップの大切さ
3.相談会経過報告および平成26年度の計画
①平成25年4月1日から26年2月10日までの主な事業
A.経口相談会報告
・会員(活動メンバー):40名、サポーター会員:60名
・毎月第2月曜定例会 計11回開催
・各職種による訪問評価5例(ID27~31)
B.事業報告
・5/31 福井の在宅医療を考える会に招かれ、
「在宅NSTの基本は食べること」を6職種でチームアプローチを講演
・8/4 南加賀ケアマネ研修会へ出前講座
・8/18 金沢駅西健康ホールにて公開講座開催
白坂誉子氏「在宅での食支援」
・9/9 委員会設置と委員長の選任及び事務局の役割分担の明確化
通信、広報、連携、研修、学術
・9/15 石川県在宅医療リーダー研修会にて講演
・10/10,11 亀田総合病院視察
・11/9 国立病院総合医学シンポジューム パネリスト
「摂食嚥下栄養障害 病院から在宅へ」
・12/1 金沢駅西健康ホールにて県民公開講座開催
小野沢滋氏「石川県の高齢化のこれから」
・2/2,3 京滋摂食嚥下を考える会視察
・2/24 ホテル金沢にて「チャレンジセミナー」
えんげ110番パンフレットを改訂
相談票に記入してFAXしてください
・3/14(予定) 中能都地区在宅グループへ出前講座
②26年度の活動計画
・経口摂取が困難となった高齢者等に対して訪問評価及び検査の実施(随時)
・検討会の実施(月1回)
・公開セミナー開催(年1回・報告会を兼ねる)
・摂食・嚥下に関する出前講座(随時)
・内部研修(サポーターも含める)
・先進地の視察
・サポーターからの相談事の引き受け
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