在宅での食支援
2013年08月18日(日)
講師:白坂 誉子氏
摂食・嚥下障害看護認定看護師
医療法人社団恵仁会 (千葉県八千代市)
セントマーガレット訪問看護ステーション
日時:平成25年8月18日(日)
14:00~ 受付
14時30分~ 経口摂取相談会報告
15時~ 特別講演
16時30分 終了
場所:駅西福祉健康センターすこやかホール
参加費:500円(資料代)
申し込み:不要
主催:金沢在宅NST経口摂取相談会
高齢になっても、病気や障害を抱えていても、住み慣れた場所で家族や親しい人達と共に暮らしたいと望む方々の生活を『食』の視点から支援しています。訪問で関わっている方々の多くが、食に関する何らかの困難を抱えていますが、その人なりの健やかさを引き出す工夫もしています。それらを含めて在宅ケアの現状を紹介し、地域連携について一緒に考えたいと思います。
メモ
1.訪問看護ステーション
①主治医からの「訪問看護指示書」の交付後に訪問看護
②その人の生活を支援する・工夫する、その人の視点に立つ
・誰でもできる、簡単
・安価で手に入りやすい
③必要な時に必要なだけ看護を受けられる機会をつくる
・まずは電話で応対(いつでも相談できる安心感)
・いつでも呼べることがわかれば必要なときだけになる
・食に関する支援が必要
④多職種と連携する
⑤マニュアルではなく、状況に応じて判断する
2.訪問看護して思うこと
①入院中に退院後に起きることがわかっていない
・病院サイドで設定した医療やケアと退院後の生活に必要な援助内容が違う
・退院前にケアマネを決めて、実際の内容などはサービス担当者の意見を聞く
・退院後1週間経つと、サポートがまわり始める
・経口摂取の開始・再開は入院中に(せめて評価だけでも1口でも食べてから)
・在宅でも入院中と同じものを使っている
②在宅療養されている方の入院
・在宅でのケア(排便コントロール・食事介助の方法)や処置の継続性を
せめて退院の前に元の方法に戻れるように
・廃用性機能低下の予防を(抑制や制限は最小限に)
・戻ってきたときに家族が困らないことが大切
③難病の方のショートスティがない
講演会終了後にトラットリア インフィニートにて懇親会。美味しかった。楽しかった。
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