第16回金沢・在宅NST研究会
2012年12月10日(月)
10日(月)午後7時20分からホテル金沢にて開催された。会場には100名以上が参加していた。今回は、シンポジウム「在宅NSTの基本は口から食べること~経口摂取相談会の経験から」だった。パネリストは、看護師、言語聴覚士、作業療法士、管理栄養士、歯科医師、医師の6名。それぞれが心に残った訪問評価事例を報告。症例を通して学んだこと、相談会から得られたことなどを熱く語った。また、患者本人からのビデオレターと介助者の発言があった。
そして、フロアからの「なぜ、このボランティア活動を続けているのか」との問いに、質の高いチームアプローチを経験でき、多職種の様々な角度からの「食べる」という行為に対する検査や思考過程を間近で見ることができ、視野が広がることや、短時間の訪問で的確な分析、アドバイスを可能にするスキルアップが、彼らの共通の答えだった。
経口摂取相談会は30数名になった。日程調整後5~7名が一緒に訪問し、それぞれの担当分野を評価する。月1回の定例会でそれを議論し、判断理由と対応策を含めた主治医への評価報告書をまとめている。
日 時 平成24年12月10日(月)19:20~21:00
場 所 ホテル金沢 ダイヤモンドB (2階)
参加費 500円
内 容
総合司会 金沢西病院 外科 菊地 勤先生
Ⅰ.「金沢・在宅NST研究会の歩みとこれから」
小川医院 小川 滋彦先生
Ⅱ.シンポジウム
「在宅NSTの基本は口から食べること~経口摂取相談会の経験から」
座長 綿谷歯科医院 綿谷 修一先生
城北病院 言語聴覚士 竹内 満先生
パネリスト
高橋ひとみ 北陸病院看護師
筒井 桜 金沢西病院言語聴覚士
大村衡 城北病院作業療法士
向 夏美 映寿会みらい病院管理栄養士
高木治仁 高木歯科医院歯科医師
河崎寛孝 金沢脳神経外科病院リハビリテーション科医師
共催:金沢・在宅NST研究会
株式会社大塚製薬工場
イーエヌ大塚製薬株式会社
明祥株式会社
研究会後に懇親会をホテル金沢16階ラズベリーにて開催。27名が参加。いろんな職種の方と様々な話題をお話しでき大変楽しい会でした。
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