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経営

日本人のためのピケティ入門

2016年04月03日(日)

日本人のためのピケティ入門60分で分かる『21世紀の資本』のポイント
池田信夫著
東洋経済新報社
800円
 話題のピケティ。入門に挑戦。それでもストックとフローそして数式に悩む。何度も読み返す。格差メカニズムの必然性と日本にて進む別次元の格差を理解するまでに至る。混乱と無秩序が差し迫る前に異なる価値観の国々が協調してピケティの提案を受け入れられるか。 続きを読む

現代語訳 論語と算盤

2021年03月11日(木)

論語と算盤neuro-educator.com/rongotosoroban/
渋沢栄一著
守屋淳訳
筑摩書房
820円
2010年2月10日発行
 本書は「論語と算盤」の中から重要な部分を選び、現代語に訳したもの。この原著は、渋沢栄一が書いたわけではなく、講演の口述筆記をまとめたもの。編集者である梶山淋が90項目を選んでテーマ別に編集してものを、「論語と算盤」として大正5(1916)年に東亜堂書房から発刊した。
 日本実業界の父が生涯を通じて貫いた経営哲学は、「利潤と道徳を調和させる」こと。 国の富をなす根源は、社会の基本的な道徳を基礎とした正しい素性の富。そうでなければ、その富は完全に永続することができない。 続きを読む

さおだけ屋はなぜ潰れないのか

2010年07月02日(金)

身近な疑問からはじめる会計学
山田真哉著
光文社
2005年2月20日発行
700円
 この本を読むと、節約術と増収の極意が理解できるようになる。個人でも会社でも副業や投資は、本体以上にリスク管理を厳密にする必要がある。
 また、新しい角度からの考え方に気付いたり、モヤモヤしていたところが納得できたりする。「数字のセンス」も興味深い。 続きを読む

連帯保証人

2008年11月21日(金)

悪しき制度が招く悲劇とその解決策
吉田 猫次郎著
宝島社新書
2006年8月24日発行
720円
 ハンコを押して財産そっくりなくしたとか、死んだ親父が連帯保証人になっていたとか等々、「連帯保証人」という言葉はよく見聞きしているが、詳しくはあまり知られていない。また、わかりやすい本も少ない。
 今回紹介する本は、「ただの保証人ではなく、連帯保証人でなければならない必要性がその契約にあるかどうか」が、自分の頭で判断できるために書かれたものである。 続きを読む

日本は世界5位の農業大国

2010年12月29日(水)

大嘘だらけの食糧自給率
浅川芳裕著
講談社+α新書
2010年2月20日発行
 自給率向上を目指すことが本当に日本農業の将来に光をもたらし、日本国民かを幸せにすることなのか。別の選択肢はないのか。同時に、農業を語る時の2つの疑問にも答える。
 A.もっと農業を保護しないと日本人の食料は大変なことになる
 B.構造的な問題を解決すれば、成長する可能性を持っている
この機会に農業を、農水省を考えよう。 続きを読む

ドラッカーさんが教えてくれた経営のウソとホント

2011年06月16日(木)

酒井綱一郎著
日経ビジネス文庫
2008年11月1日発行
714円
 2005年11月に、95歳で亡くなられた、社会生態学者であるピーター・ドラッカーさんとの数回にわたる直接対話から生まれた本です。小規模な企業や様々な組織のあり方を考える上でも参考になると思います。外の世界と交流をはかり、既成概念に縛られず、現場で没頭できるものを持ち続けていきたいです。 続きを読む

TPP亡国論

2012年06月30日(土)

中野剛志著
集英社新書
2011年3月22日発行
760円
 著者が、誰にでも手に入れられる情報をもとにし、誰にでも納得できるような論理を用いて、日本のTPPへの参加について反対し、その根拠を述べている。TPPに関する是非の議論を通じて、日本人の思考回路を束縛し、戦略的に考えられないようにしているブレーカーの存在を示し、日本人の戦略的思考回路を回復させる提案をしている。また、リーマンショック後の世界の構造変化や、日本が直面している問題の根本を解説している。 続きを読む

国税通則法改正後の税務調査の変容と対応

2012年07月07日(土)

税理士 岡田俊明著
月刊保団連 「保険医の経営と税務」
2012年2月2日発行
1500円
 来年からの税務調査に備えて国税通則法の改正点を理解し、基礎知識を高めよう。医療現場への影響も考え、分からないことは税理士さんに相談しましょう。
 改正国税通則法が2011年11月30日に成立、12月2日に公布された。
        2013年1月1日以降の施行。 続きを読む

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