のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

本の世界

脳の本

赤ちゃんは世界をどう見ているのか

2008年08月11日(月)

山口真美著
平凡社新書
760円
2006年5月10日発行

 大人と赤ちゃんと決定的に違うところは、眼や耳という感覚器ではなく脳である。赤ちゃんの脳は、8ヶ月の間に劇的に発達する。見る能力は高度な脳の機能の発達と並行して進み、完成が早い。それに比べると言葉の発達は脳の完成のずっと後になる。 続きを読む

すべての疲労は脳が原因

2017年03月15日(水)

すべての疲労は脳が原因著者 梶本 修身
発行 集英社新書
本体価格 700円
発行 2016年4月20日
1.体の中で一番疲れやすいのは、「脳の自律神経の中枢」
 ヒトは、運動を始めると、数秒後には心拍数が上がり、呼吸が速く大きくなる。また、体温の上昇を抑えるために発汗する。それを1000分の1秒単位で制御しているのが「脳の自律神経の中枢(視床下部や前帯状回)」。運動が激しくなると、ここでの処理が増加する。その結果、脳の細胞で活性酸素が発生し、酸化ストレスの状態にさらされることでさびつき、本来の自律神経の機能が果たせなくなる。これが、「脳疲労」。その時に「体が疲れた」というシグナルを眼窩前頭野に送り「疲労感」として自覚する。
 疲労が起こるのは主に自律神経の中枢、その疲労を自覚するのは眼窩前頭野、それぞれ部位が異なる。脳の老化を防ぎ、高齢になっても認知機能を保っておくには、毎日の生活で脳疲労を溜めない工夫が必要である。 続きを読む

2010年02月25日(木)

日本語最後の謎に挑む
山口謠司著
新潮社
2010年2月20日発行
680円

 「ん」について考えたこともなかったが、不思議なことが多い。読んでいるとわからないことも多いが、脳に新たな回路を造り出す。挑戦あれ。 続きを読む

かもの法則

2010年01月31日(日)

脳を変える 究極の理論
西田文郎著
現代書林
1500円
2009年7月27日発行

 やる気は、出そうとすればするほど面白いように出なくなります。私たちの心は自分の思い通りにならないのです。心を思い通りにする方法は、心という現象を作りだす脳の仕組みを利用することです。 続きを読む

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