旅
旅
1972年03月11日(土)
1972年3月2~10日
大学1年後期試験も終わり、長い休みの間を金沢の北国書林でアルバイトをしていた。そして、その途中に初めてののんびりした一人旅を計画し、南紀の旅が始まった。
3月3日朝早く起き、白浜へ行く。三段壁、千畳敷、白良浜、京大水族館などを歩き回る。白良浜の小ささにびっくり、もっと広いと思っていた。白浜は白い砂浜が続いているイメージをもっていたが、岩場が多いのにまたびっくり。昼に串本へ移動。潮岬灯台や串本海中公園へ。橋杭岩には驚いた。ほんとに橋げたのようだ。自然の力の不思議さ。 続きを読む
1972年07月31日(月)
1972年7月20~31日
大学2年の夏休み。一人旅にも慣れ、泊まるユースホステルだけを決めて、さあ出発。
東北の旅の始まり。
7月20日 特急電車で秋田まで。まず男鹿半島、寒風山展望台へ。天気に恵まれたが、見晴らしは霞んで悪かった。次に入道崎へ向かう。なかなかいいところだった。男鹿ユースに泊まる。 続きを読む
1973年02月24日(土)
1973年2月18~24日
教養課程が終わり、4月から専門課程に。また一人旅。今回は四国へ。
2月18日 朝金沢駅を発ち、昼過ぎに高松に着く。まず、高松城(玉藻公園)へ。天気が悪く、霞んでる。次に栗林公園へ。公園内で迷子、出口が分からない、ここ前に通ったぞ。栗林ユースに泊まる。 続きを読む
1974年03月10日(日)
1974年3月2~10日
大学3年、専門課程最初の難関。再試の嵐もかいくぐり、山陰の旅に出かけた。途中同級生の世話になる。
40年後の山陰
kojima-dental-office.net/blog/20151016-5662
3月2日 金沢9:20分発の急行大社に乗る。朝、雨が降っていたが、だんだん天気がよくなり、若狭湾が見える頃には車外の雪は消えていた。
天橋立14:20発の船で一の宮14:37着(85円)
笠松展望台までの山道を歩く。行き12分、帰り7分であった。ケーブルだと4分だそうだ。非常に疲れる山道で、2,3人にしか出会わなかった。途中にまだ雪があった。股覗きを試みるが、頭に血が上るばかりであり、雲がある空を海に見ることは難しかった。天橋立ユースに泊まる。 続きを読む
1974年07月26日(金)
1974年7月19日~26日
7月19日 旅立ちは小雨に始まり、気分的にもすっきりしない。電車の中で1時間ほど寝たが、まだまだ先は長い。雨のせいか、旅姿の若者は少なく、電車の中もがらんとしている。糸魚川まで来ると、雨が上がってきた。空はどんよりとし、蒸し暑く、ただ扇風機が規則正しく吹いてくる。やっと新津。新潟は長い県だ。一人旅はいいが、この長い車中が難であろう。寝ているのも疲れ、頭もぼうっとしている。坂町、空が明るくなり、だんだん北上するにつれ、夏を思わせる陽が差し込み、気持ちの良い旅になってきた。 続きを読む
1974年11月03日(日)
1974年11月2~3日
清々しい秋に古都奈良を訪ねる。奈良駅の趣に感動し旅が始まる。先ず、東大寺大仏殿へ。改築中。奈良の大仏はさすがに大きい。大仏殿には大きい大仏が2つ。一般に大仏といわれるものは、向かって右側にある。そして、左の大仏は左の手を挙げ、その手つきは、左右の大仏で逆になっている。 続きを読む
1975年04月11日(金)
1975年3月27~4月1日
3月27日 久しぶりの旅、少々風邪気味ではあるが、出発することにした。予定されていたストも中止となった。明日出発の予定だったが、今日鯖江に寄ることにした。ほんの思いつきである。鯖江の彼とはもう2年ほど会っていない。東北の旅の折、知り合った気の合う仲間である。どんな風に変わっただろうか。列車の中は暑く、ジャンパーを脱いでいる。風邪気味だからちょうど良いかもしれない。又、音楽が流れている。旅人のカセットである。かなりボリュームを上げている。 続きを読む
1975年11月24日(月)
5年生の6月頃身体の調子が悪く、外科にて盲腸だと分かったが、授業もあるので薬を飲んで散らしていた。夏休みに入るとすぐに帰省し、斉藤病院へ入院し、手術を受けた。そのため夏は旅に出なかった。秋になっても、前期試験、登院のための口頭試問など絞りに絞られ、それどころではなかった。それで晩秋に、木曽路へ旅に出てリフレッシュすることにした。 続きを読む
1976年05月16日(日)
1976年5月15,16日
1月4日から登院し、患者さんを診ることになった。緊張した毎日が続き、学生気分の春休みもなかった。ゴールデンウィークが過ぎ、ようやく一息つき、旅に出ることにした。
高山は分かりやすい町、静かな町、川の綺麗な町である。旅人も多く、朝市もにぎやかだった。陣屋、屋台会館、民俗村もよかった。天照寺ユースに泊まった仲間たちも面白い人が多かった。 続きを読む
1977年02月15日(火)
1977年(昭和52年)2月10~15日
学生最後の旅である。国家試験までの束の間の気分転換である。二度目の四国。室戸岬を見てみたかった。なぜなら、室戸に台風が上陸すると、石川を直撃する。起点を知りたかった。社会に出るにあたって、これからを考えたかった。