炭素はすごい
2021年03月18日(木)
なぜ炭素は「元素の王様」といわれるのか
齋藤勝裕著
2019年2月25日発行
サイエンス・アイ新書
1000円
炭素原子は水素原子の核融合によって恒星で誕生した。地球だけではなく、全宇宙に広く存在している。構成元素を調べると、炭素は宇宙全体では4位だが、地球全体では15位にも入らずランキング圏外。地殻では15位に姿を現す。地球上で炭素が多いのは地表。野山を覆う緑、そこで暮らす動物、舞い飛ぶ昆虫など、ありとあらゆる生物を作る主要元素として君臨している。 続きを読む
東京の文化を楽しむ 17
2019年09月23日(月)
22日(日)台風接近のため雨が降るのかと思っていたが、予想を外れ日向にいると汗ばむくらい。東京駅から武蔵小金井駅へ。そして、バスに乗って小金井公園へ。その中にある江戸東京たてもの園は、家族連れでいっぱい。広々とした敷地に復元された数々の建造物。農家から豪華な高橋是清邸まで。内部の間取りや造作、家具なども凄い。庭も再現。いろんな商店や洋館建ても。風呂屋も懐かしい。 続きを読む
山下洋輔&真部裕
2011年12月26日(月)
10月12日に先行予約のメールが届いた。すぐさま返信した。そして、その日を心待ちにしていた。7時過ぎに「もっきりや」は既に満員だった。
山下洋輔のピアノソロが始まった。一瞬にして感動に包まれる。流れる指先のメロディ、ソフトタッチなつま弾き、力強いスナップの連打、荒々しい肘打ち。 続きを読む
日野皓正
2014年07月15日(火)
15(火)診療後急いでもっきりやへ。超満員。蒸し暑い夏を吹き飛ばすトランペット炸裂。世界の「ヒノテル」!頬がアンパンマンのように膨らみ、こめかみも。腰の痛みも忘れる、楽しい楽しいライブ。MCも面白い。バックも個性派揃い。それぞれに進化系。最後に金沢大学ジャズ研も飛び入り参加。
http://www.youtube.com/watch?v=KLnLDs98dkU 続きを読む
東京の文化を楽しむ 9
2018年07月15日(日)
30.7.12~14.
12(木)とにかく蒸し暑い、 東京国立博物館 縄文—1万年の美の鼓動へ。その時代の世界でも類を見ない、独創的な土器の造形。文様の素晴らしさ感動。またまた細かい縦線。動物の写実が正確なのに、土偶の顔を奇抜な表現にしていることに不思議さを覚える。ピンポイントに宇宙人でも移り住んできたのか。出口にある土器3点は撮影可。
東京国立博物館 縄文—1万年の美の鼓動
jomon-kodo.jp/ 続きを読む
第75回一水会金沢展
2013年12月22日(日)
22日(日)、金沢21世紀美術館で開催されている「一水会」へ。毎年11月に開かれていたが、招待状が届かず、いつ開催なのかと心配していた。来年も12月になるらしい。宇野のり子さんの水平、垂直の空間描写と弓平研平氏の「雨霞む道」に心惹かれる。そして、柿木畠のボーノボーノにてランチ。土田佳代子 コンポートの薔薇 続きを読む
嬉らぐ(うらぐ)
2018年04月27日(金)
www.facebook.com/%E5%AC%89%E3%81%90-1774204996161152/
27日(金)ぶらり大手町の「嬉らぐ 」へ。一人で切り盛りのため予約限定。関西弁の響き。しっかり丁寧な仕事をしている。出汁がうまい。8の付く日の昼には鰻丼との情報。七尾の実家から。 続きを読む
福島の旅
2016年10月14日(金)
2016.10.12.~14.
40年前に裏磐梯を訪れた際にやり残した念願の雄国沼へ。この時期はアクセスが悪く計画立案が難しかった。登山の達成感と秘境の静寂や紅葉が素晴らしかった。次回はニッコウキスゲの咲く時期に湿原を歩きたい。
大きく変わったことは、福島と付くだけで続く風評被害。放射能汚染の実態とその影響が明らかにされていないことも要因のひとつになっている。観光客が半分以下に激減。特に外国人はほとんど見あたらない。裏磐梯周辺から地元の会津バスが撤退し、東都バスが参入。採算重視のため便数が減り、季節によって運休する路線もある。旅行者の利便性が悪くなり、なお深刻な状況に。食べ物やお酒などの生産量も減らさざるを得なくなり、労働力が流失し経済の悪循環スパイラルに陥っている。みんなでできることを応援しよう。素晴らしい自然や美味しいものがいっぱいある。人の優しさ、人懐っこさ、あふれる気持ちに触れて心豊かになった。 続きを読む
NICON(ニコン)
2024年06月08日(土)
nicon-kanazawa.com/
7日(金)大工町にあるNICONへ。氷見漁港で仕入れた旬の魚介とワインを楽しめるフレンチ。サクラマスは旬の最後かな。それぞれに手の込んだソースや下ごしらえが際立つ。岩牡蠣やアジが美味い。器もきれい。和食感も兼ね備えていると思ったら、「和乃食はねや」さんの息子さん。
和乃食はねや
kojima-dental-office.net/blog/20151202-1571#more-1571
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絶滅の人類史
2018年11月10日(土)
なぜ「私たち」が生き延びたのか
更科功著
2018年1月10日発行
NHK出版
820円
ネアンデルタール人の脳はヒトの脳より大きい。1700ccを超えることさえ珍しくなかった。言語がないか未発達な時に、多くの物事を記憶するのに脳の容量を大きくしなければならなかったのかもしれない。
1万年ぐらい前までのホモ・サピエンスの脳は約1450cc。ちなみに現在のホモ・サピエンスは約1350cc。文字が発明されたおかげで、脳の外に情報を出すことができるようになり、脳の中に記憶しなければならない量が減ったのだろう。また、高度な言語が発達して、高度な社会を発展させることができた。 続きを読む