のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

エッセイ

持論

今こそ安全で安心な医療を

2007年02月28日(水)

 産婦人科・小児科に端を発する医師不足は外科・内科へと広がり、その問題は今や地方だけにとどまらない。都会からでさえ、病院や診療科が消え深刻な地域内格差が生じている。にもかかわらず財政優先の医療改革が継続され、国民皆保険制度は崩壊の瀬戸際にあると言っても過言ではない。歯科では診療点数の変更に伴い、継続的な歯周病治療が極めて困難な状況に陥っている、患者自らが健康を守ろうとする意識に逆行する制度改悪である。介護の分野では、要介護1が作為的に要支援2へ移行させられ、サービス削減による利用者の悲鳴は日々切実なものとなっている。医療でもリハビリの日数制限により、機能障害と闘う患者さん達が生きようとする意欲を維持できなくなり、人間の尊厳が踏みにじられている。一方、現場の医師には時間的にも精神的にも余裕がなくなり、日本の医療の将来に対する大きな危惧となっている。 続きを読む

歯周病患者を見捨てろと言う厚労省

2006年05月15日(月)

それでも歯科医は患者を守りたい
 歯周病は重症な患者ほど定期検診が重要であり、患者の歯を守るには継続が大切である。4年前の保険改正で歯周治療の体系が曲がりなりにも確立された。にもかかわらず、今回の保険改正により、歯周治療の定期検診が最長2年間しか認められなくなった。これでは、患者自身が健康を守ろうとする意識に逆行するものであり、医療費削減からも遠のいてしまう。 続きを読む

休業保障制度の存続を

2010年08月04日(水)

地域医療を守るために
 保険医休業保障制度は、会員医師・歯科医師が傷病によって休業を余儀なくされた場合、療養に専念できるよう、休業中でも医療従事者の確保、代診医を手配して診療活動を継続できる制度として、地域医療を守る役割を果たしている。
 しかし、2005年4月の第162回通常国会で保険業法が改正され(06年4月施行)、それまで「不特定多数のものを相手方とする」とされていた『保険業』の定義が削除され、会員等の特定の者を対象とする共済事業を行っていた団体も同列の扱いとなった。このため、自主共済を行ってきた団体は制度の改廃や新規募集停止に追い込まれている。 続きを読む

歯科用貴金属価格の随時改定について(平成25 年10 月改定)

2013年09月04日(水)

金パラ価格据え置き                                  25.9.4.
 歯科用金銀パラジウム合金(後述は金パラ)の高騰する市場価格と保険診療で定められた告示価格との乖離が続き、歯科医院の経営を直撃している。金パラ購入額は歯科材料購入額のかなりの割合を占めているからである。 続きを読む

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