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歯周病治療において歯科医師をサポート

2008年08月07日(木)


                     小島歯科医院・歯科衛生士
 歯周治療はチームアプローチです。主に歯科医師がキュアを受け持ち、歯科衛生士がケアを担当します。歯周治療を成功に導く鍵は、なんといっても継続性です。そのためには、患者さんとの信頼関係が大切です。その最も大切な部分を歯科衛生士が担当しています。
 実際には歯科医院に訪れるほとんどの患者さんは、自分が歯周病になっているとは思っていません。始めて来られた患者さんは、主訴を聞いて改善してから、歯周組織の検査(歯の動揺度測定、歯周ポケット測定、歯肉からの出血の有無、レントゲン診査など)をしてから、先生が治療の計画を立て説明しています。
 患者さん自身が治そうと思い、歯ブラシを持って次回来院すると、歯科衛生士の出番です。
 ブラッシング指導の始まりです。患者さんに自分の口の状態(特に赤く腫れているところ、排膿しているところ、歯石がついているところ、歯根が露出しているところ)を、目で見て知ってもらいます。いろんなことを言わないで、分かりやすく変化する所をワンポイントで指導します。歯ブラシの選び方、歯間ブラシの太さの確認をしたり、清掃用具の観察(歯ブラシが広がっていないかなど)もしています。
 患者さんが気づかないことを見つけたり、歯肉の変化を予想したり、変化を見逃さないように気を配り、患者さんの負担にならない指導をしています。患者さんの最近の様子(例えば仕事、体調、生活の変化など)を聞くことも、患者さんが質問してきたことをきちんと答えることも、患者さんを誉めることも大切にしています。間食の取り方やよく咬む食事についても一緒に考え、喫煙や全身疾患(糖尿病など)が歯周病に影響を与えることもお話ししています。
 ブラシングがうまくできない間はセルフケア(患者さん本人によるプラークコントロール)をプロフェッショナルケア(歯科衛生士によるクリーニング)が補い、爽快感を味わってもらっています。熱心にブラッシングすれば、歯肉の炎症も良くなり、歯肉も自然な形に戻ってきて、安定していきます。患者さんのやる気もでて、定期健診に来られるころにはその患者さんに合った予防法が明確になります。
 患者さんの口腔内が健康になり、その状態が維持できるように、患者さん一人ひとりに合った指導をしていきたいと思います。そして、患者さんと喜びを分かち合い、信頼されてまかせてもらえるような歯科衛生士になれるように頑張りたいと思います。

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