のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

北京2泊3日

2000年05月05日(金)


北京の旅2  5月3日から2泊3日で北京へ旅した。実質1日の強行スケジュ-ルである。万里の長城、故宮、天安門広場、天壇公園、四川料理、広東料理、北京ダック、京劇、足つぼマッサ-ジと満喫した。1週間続く中国のメ-デ-と重なり、人の多さに驚きである。中国も豊かになり、国内旅行者は1億、海外へは1千万人になった。道路には車、自転車が入り乱れ、その間をかいくぐって人が横断する。「はぐれても探しません。自力でホテルに帰ってください。」との添乗員の声を聞きながら、人の海の中をかもの親子のように必死についていった。グル-プから落ちこぼれないようによそ見もせずに、迷子の心配をしながら、ピ-ンと張りつめた緊張感のある観光も初めてだった。 
北京の旅1 万里の長城は暑かった。すかさず、冷たいウ-ロン茶売りが寄ってくる。いろんな1,000円売りが寄ってくる。10個1,000円かと思えば、30個1,000円になり、50個1,000円になる。また、大きなデパ-トで1万円の品物を値切って6,000円で買う。満足して歩いていると、同じ様な物が2,000円で売っている。定価がなく、日本人の感覚ではついていけない。交渉がおもしろく、初値をいくらで切り出すかにかかってくる。そのものの絶対価値を見極めなければならない。高いからいい物とは限らない。人がいいから高いのかも知れない。
 観光バスに新しい女性のガイドが乗り込んできたのかと思っていると、観光スポットでビデオを撮り始めた。最後に希望者に販売する。いろんな仕事を考え出す。食事をしていると、通訳をしてくれる女性が入ってきた。この人達は何だろうと見ていると、30分ほどすると「食卓の前にある楊枝入れはどうですか」とたずねてきた。「きれいですね。」と答える。「七宝焼きです。」新手の物売りだった。

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