ニュージーランド 2017
2017年02月23日(木)
ルートバーンとフッカーバレーを歩く
2017年2月15日(水)~2月23日(木)
先住民族と自然を大切にする国、ニュージーランドへ。スローガンに終わらず、実行されている。例えば、マオリの言葉アオラキがマウントクックの前に付いている。ラクビー オールブラックスのマーク、シダはマオリに生きる力を教えてくれたもの。試合前に舞う「ハカ」のかけ声は、キャプテンや優秀な選手ではなくマオリの血を受け継ぐものだけに許されている。また、電力の8割は自然再生エネルギー(6割が水力)で賄っている。外来種を入れない徹底した水際対策。登山靴の検疫がビックリするくらい厳しい。20年ぶりに訪れたハミテージホテルからフッカー氷河湖までのハイキング道は、吊り橋の付け替えと木道の新設以外にほとんど変わっていなかった。綺麗に咲いていた外来種ルピナスが駆除されかなり減っていた。自然を守るためには、美しいけれどもやむを得ない。相容れない葛藤がある。
“They are us”テロ後のアーダーン首相の行動
www.huffingtonpost.jp/entry/ardern-jecinadra_jp_5c998daae4b0f7bfa1b5a64e
前回のニュージーランド 1997
kojima-dental-office.net/blog/19970102-5094
2/15(水)
午後、新大阪で乗り換えて関西空港へ。時間があったので、港内の紅虎餃子房でエビチリセット。なかなか美味い。受付カウンターで説明を受け、NZ98便搭乗券をもらう。搭乗後暫くすると食事が出てきた。遅いから出ないと思って乗る前に食べてきた。それでも食べられた。10時間半の長い長い空の旅。ほとんど寝られない。映画3本を観た。
2/16(木) ニュージーランド時差4時間
オークランド国際空港に到着。雨降り。20年ぶりの海外なので、緊張して入国手続き。税関では、申告してあった登山靴が検疫を受け、綺麗になって戻ってきた。
現地ガイドと国内線へバスで移動。雨だった。トランクを機内預け、カフェで一服。エスプレッソ。
国内線NZ647便に乗り換えて、クイーンズタウンへ。途中から晴れて山々、湖が綺麗。クッキーとコーヒー。
クイーンズタウン到着、快晴。現地ガイドとホテルへ。今後の予定と注意事項の説明を受ける。そして、これから利用する様々なサービスのバウチャー(チケット)をもらう。
夕方、自由行動。街中を歩いて搭乗口へ。ゴンドラに乗車して山頂へ。山々を眺めながら食事。町並みもきれい。赤い屋根のホテルが見える。9時半頃まで明るい。クイーンズタウンを散策。帰りの坂道がきつい。
COPTHORNE QUEENSTOWN LAKEFRONT
jp.hotels.com/ho150357/kopuson-hoteru-ando-rizoto-kuintaun-reikufuronto-kuinzutaun-nyujirando/
山頂レストラン ビュッフェ形式
www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g255122-d725413-Reviews-Stratosfare_Restaurant_Bar-Queenstown_Otago_Region_South_Island.html
2/17(金)快晴
早起きして食事を済ませ準備万端。ルートバーン・トラックハイキングへ8時に出発。ガイドさんが迎えに。利用者3人。ルートバーン・シェルターまで車(時速100キロ)で1時間20分。途中のビューポイント、テ・アナウ湖からの絶景。山火事の跡も。羊、牛、鹿の遊牧。
ルートバーン・シェルターから歩き始める。ルートバーン・フラットまで、往復15km、標高差360m、6時間。ブナの木は日本と違い常緑樹。紅葉して落葉しない。葉っぱも小さい。青いマークはイタチ駆除の仕掛け。
www.newzealand.com/jp/feature/routeburn-track/
外来種撲滅
chiru.upper.jp/newzealand/?p=1688
もっとビックリしたのは、ランスウッド。葉っぱが細くて長く下に向けているのに、高さ3メートル以上になると短く幅広げ形を変え上を向くようになる。
naturenz.net/?p=1652
川のせせらぎや小鳥の鳴き声を聞きながら木々に包まれた道を歩く。山歩きにヘビがいないのは嬉しい。木々を観察し、可憐な花を眺め、人なつこい小鳥ロビンに夢中になる。登山靴で道の土を少し掘ると、虫を求めて近づいてくる。蝶やトンボを見かけない。葉っぱのない花は珍しい、咲いた後にも葉っぱは出ない。
4travel.jp/travelogue/10673663
長い時を経て形成されたわずかな土に横へ根を張る植物。倒木が多い。保水力がなく、雨が降れば川になるが晴れれば砂利の凹み。3本の吊り橋を渡る。
ルートバーン・フラットに到着。氷河によってつくられた、上流に開けた河原や平原が広がる独特の地形。ピクニックランチ。
帰り道、大切に持ってきたグラスで水割り。美味しい水。
夕飯は、レストランブリタニアでサーモン。その後クイーンズタウンをぶらぶら。
レストラン ブリタニア
www.britannia-restaurant.co.nz/menus.htm
2/18(土) 快晴
朝早くからミルフォードサウンドへ向かう。長い長いバスの旅。カメラスポット数カ所で下車。澄みきった青空、連なる山々、広がる草原。ミラーレイクも面白い。
ミルフォードサウンドをクルーズ。そびえ立つ断崖、迫力ある滝の水しぶき、狭い入り江が作り出す突風。オットセイの昼寝。どうやって登った?
夕方、帰りのバスもテアナウで30分休憩。広大な牧草地を散水。
夜、レストランローリング・メグスにてラム肉、その後クイーンズタウンでショッピング。
ローリング・メグス
4travel.jp/overseas/area/oceania_micronesia/new_zealand/queenstown/restaurant/10383713/
2/19(日) 快晴
朝、アオラキ マウントクックへ移動。予定は7時40分だったが、8時過ぎても迎えに来ずヤキモキ。現地ガイドやカスタマーサービスに電話する。50分ほど遅れて無事出発。クロムウェルのフルーツショップに立ち寄る。量り売り、小さいが美味い。巨大な松ぼっくり、食べるのかな?
ハミテージホテル到着。快晴。今年に入ってずつと寒く天気が悪かったそうだ。建物が近代的になり、一部10階建てになっていた。ホテル内アルパインで昼食。9階からの眺めは最高だった。
ハミテージホテル
www.hermitage.co.nz/ja
氷河湖ツアー。バス10分、歩き30分。ライフジャケットを身につけタスマン氷河湖をゴムボート体験1時間。青い氷河、水面に1割顔出す氷山、密度高い氷晶。湖先端の堰き止める絶壁モレーンは、氷河の巨大な力により形成されたもの。
夕食もホテル内のアルパイン。食後の散歩。ルピナスはかなり駆除された。20年前来た時はルピナスが一面に広がっていた。サー・エドモンド・ヒラリーの銅像。
2/20(月) 快晴
気持ちよい朝、のんびりコーヒー。9時、ホテル前でガイドさんと準備体操。
世界の山岳ガイドを目指す若者ガイドと参加者二人の贅沢なフッカーバレーハイキングに出発。往復14km、6時間、標高差130m。比較的なだらかなハイキングコース。澄みきった青空、一条の雲、降り注ぐ紫外線、さわやかな風。雪を頂く山々の絶景やタスマン氷河湖、ミューラー氷河湖を眺め、木々や花々に足を止め、すれ違う人たちにモーニンの声を掛け、ゆっくり楽しみながら歩く。
春の花マウントクック・リリー(キンポウゲ科)、夏の花エバーラスティング・デイジー、ラージ・マウンテン・デイジー(キク科)、秋の花マウンテン・ジェンシャン(リンドウの仲間)などなど
吊り橋を渡ると、山が近づいてくる。
小屋まで来ると、もう少し。トイレ休憩。
フッカー氷河湖到着。大賑わい。20年前よりかなり大きくなっている。ガイドさんに湖面に浮かぶ氷山の一角を取ってもらいオンザロック。雄大な自然の中でピクニックランチ、ガイドさんが沸かしたお湯で入れたコーヒーを食後に。
帰り道。ズーッと居たいけど、名残惜しいけど。ホテル到着。
2/21(火) 曇り
朝起きると、アオラキ マウントクックは雲に隠れていた。10時にホテルチェックアウト。ホテル内のサー・エドモンド・ヒラリー・アルパインセンターにてドキュメンタリー映画を観る。のんびり過ごす。2時半、クライストチャーチへバス移動。
サー・エドモンド・ヒラリー・アルパインセンター
www.hermitage.co.nz/ja/アクティビティ/サー・エドモンド・ヒラリー・アルパインセンター
途中、雲に隠れたアオラキ マウントクックが見える。晴れていたのは3日間。グッドタイミングだった。デカポ湖、善き羊飼いの教会で一休み。
7時半、クライストチャーチ到着。ホテル内レストランでフラワーディナー。何かの集まりで楽しく、歌って踊っていた。
シャトー・オン・ザ・パーク
appleworld.com/hotelinfo/bbsshow/hotel/00410201/
2/22(水)
早朝5時起床、7時クライストチャーチ発、10時半オークランド発で帰路へ。
行程 近畿日本ツーリスト個人旅行
2/15(水)
13:30内灘発 浅電
金沢 13:56発 サンダーバード26号 16:32着 新大阪
新大阪17:00発 はるか43号17:55着 関西空港
19:00 関西国際空港・国際線ターミナルホリディ受付カウンター集合
搭乗券をもらう
チェックイン トランクを機内預け バッテリーは手荷物に
セキュリティチェック 手荷物検査、ボディチェック
出国手続き パスポート、出入国カード、搭乗券
ウイングシャトル車にて中間駅 15番ゲート
21:00 ニュージーランド航空 NZ98便 オークランド行き
飛行時間10時間30分 機内食2回
2/16(木) ニュージーランド時差4時間
11:35 オークランド国際空港着 雨
入国審査 パスポート、入国カード
機内預けトランクをターンテーブルから受け取る
税関 登山靴の検疫
現地ガイドと国内線へバスで移動
トランクを機内預け
14:25 ニュージーランド航空 NZ647便
16:15 クイーンズタウン着 快晴
現地ガイドとホテルへ
予定と注意事項の説明を受ける
バウチャー(チケット)をもらう
18:00 自由行動
2/17(金) 快晴
5:15 起床
6:00 朝食 ビュッフェ形式
8:00~17:00 ルートバーン・トラックハイキング(日本語ガイド同行)
車にて出発(1時間20分)
テ・アナウ湖からの絶景
ルートバーン・シェルターからルートバーン・フラットまで往復
往復15km、標高差360m、6時間
ルートバーン・フラットでピクニックランチ
19:00 レストランブリタニアでサーモン
クイーンズタウンでショッピング
2/18(土) 快晴
5:15 起床
6:00 朝食 ビュッフェ形式
7:30~20:00 ミルフォードサウンド観光(グレートサイツのバス)
9:45 テアナウで30分休憩
カメラスポット数カ所で下車
13:30~15:15 遊覧船
17:00 テアナウで30分休憩
20:15 レストランローリング・メグスにてラム肉
クイーンズタウンでショッピング
2/19(日) 快晴
5:15 起床
6:00 朝食 ビュッフェ形式
7:10 ホテルチェックアウト
8:30~13:00 アオラキ マウントクックへ移動(グレートサイツのバス)
予定は7:40~12:15だったが、50分ほど遅れて迎えに来る
11:30 オマラテで30分ほど休息
13:00 ハミテージホテル到着
昼食 ビュッフェ形式 ホテルのアルパインで
14:00 ホテルチェックイン
15:30~18:00 氷河湖ツアー(タスマン氷河湖をゴムボート体験1時間)
19:00 夕食 ホテルのアルパインでバイキング
2/20(月) 快晴
6:45 起床
7:30 朝食 ビュッフェ形式 ホテルのアルパインで
9:00~16:00 フッカーバレーハイキング(日本語ガイド同行)
往復14km、標高差130m、6時間
フッカー氷河湖でピクニックランチ
19:00 夕食 ビュッフェ形式 ホテルのアルパインで
2/21(火) 曇り
7:00 起床
8:00 朝食 ビュッフェ形式 ホテルのアルパインで
10:00 ホテルチェックアウト
サー・エドモンド・ヒラリー・アルパインセンター
14:30 クライストチャーチへ移動(グレートサイツのバス)
15:45 デカポ湖、善き羊飼いの教会
16:50 ジェラルディン休憩
19:30 クライストチャーチ到着
ホテル シャトー・オン・ザ・パーク
日本語ガイドがチェックインの手伝いと今後の予定を説明
20:00 ホテル内レストランでフラワーディナー
2/22(水)
5:00 起床
5:40 ホテルチェックアウト
日本語ガイドが空港まで送迎車で送ってくれ、搭乗手続きの手伝い
搭乗券を発券、チェックイン、トランクを機内預け(関空まで直に)
セキュリティチェック 手荷物検査、ボディチェック
7:00 クライストチャーチからオークランド
ニュージーランド航空 NZ504便
8:20 オークランド着
日本語ガイドが乗り継ぎの手伝い
国内線から国際線へバスで移動
セキュリティチェック 手荷物検査、ボディチェック
出国手続き パスポート、出入国カード、搭乗券
10:30 オークランド発 ニュージーランド航空 NZ097便
飛行時間10時間30分 機内食2回
17:30 関西空港着(時差4時間)
入国審査 パスポート、入国カード
機内預けトランクをターンテーブルから受け取る
税関
シャトルバスにて関西エアポートワシントンホテルへ
関西エアポートワシントンホテル
www.ikyu.com/biz/00080286/?ikyh=p__s_accnm&ikCo=ik000407
2/23(木)
7:30 起床
8:30 朝食 ビュッフェ形式
シャトルバスにて関西空港
関西空港 11:14発 はるか18号 -12:05 着 新大阪
新大阪 12:16 サンダーバード23号 14:56着 金沢
金沢発 浅電
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