2021年12月03日（金）

　コロナの前であれば、今思えば何も考えずに楽しんでいた。気兼ねなく友と集まって、美味しいものを食べながら、わいわい楽しく他愛もない話をしたり、映画館や美術館へ自由に足を運んだり、ライブで感動したりしてした。わくわくスケージュールを立て、胸躍らせて旅に出かけていた。未知なる文明・文化、異民族や他宗教との関わり、自然や動物との共存、便利さではなくエコや歴史を重んじる理念にも触れてきた。そして何より、その土地ならではの食文化にも親しんだ。
　アフターコロナの楽しみが、以前と同じでは面白みがない。しかし、そうは言っても何をすれば良いかを悩む。欧米のような長期バカンスを日本でも取り入る働き方改革、仕組みを考えたらどうだろうか。コロナ禍で培ったオンラインなどを駆使してやってみようではないか。寒い時期だけでも暖かいところへ移住してみたい。暮らしてみたい。どんな生活ができるのだろうか。旅とは違う発見に希望が膨らむ。新たな夢や体験に出会えるのかが楽しみである。それでもやっぱり、家族や友を招き、語り合いたい。