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初めて内灘町議会へ請願行動

2010年06月17日(木)


 平成22年1月18日午後1時頃に内灘町役場5階で「保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書」と「内灘町議会への請願書」を総務部人事秘書担当課長に手渡し、3月議会で意見書を採択できるようにお願いしてきた。国および政府に国民の切実な声が届くように、初めて内灘町議会へ請願行動を起こした。
参考に
保険で良い歯科医療の充実を
kojima-dental-office.net/blog/20100205-754

 平成22年4月26日午後1時から1時間30分にわたり、内灘町議長室にて、小野事務局員とともに私が、能村憲治議長と向喜代治議会事務局長と、6月議会に「保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書」を採択できるように懇談した。保険医協会についての解説から始まり、意見書の趣旨を様々な資料を提示しながら説明した。二人は話を聞けば理解できるが、このままの請願書類文面だけでは、多くの議員や町民に、歯科医療の現状と意見書の趣旨を納得させることができないことと指摘した。そして、様々な考えの議員に受け入れやすく、採択できる意見書となるように、より患者さんからの視点に立った修正が提案され、分かりやすい具体的な文案も提示された。それを受けて、意見のやりとりを行い、大筋で合意ができ、近日中に修正した請願書を再提出することになった。
恩道正博内灘町議会議員 平成22年5月27日(木)午後4時から30分間、内灘町議長室にて、小野、神田事務局員とともに私が、恩道正博町議会議員と、6月議会に「保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書」を採択できるように懇談した。多くの国民から寄せられた要望に応える形で始まったこの採択運動の経過や本質と、全国における地方議会での意見書採択の状況なども説明した。議員には、趣旨を理解していただき、請願書の紹介議員をお引き受けいただいた。そして、文教福祉常任委員会や町議会での協力をお願いした。請願書・意見書(内灘) 内灘町採択意見書
 平成22年6月17日(木)内灘町議会において「保険でよい歯科医療の実現を求める意見書」が内灘町文教福祉常任委員会で審議され、採択された。内灘町採択通知 石川県では初めてである。内灘町議会だより 来週には、石川県議会や野々市町議会でも採択されると思う。
 また、議長との懇談時に保育園などの噛まない子、噛めない子の話題となり、口の働きを育む視点の大切さをお話しした。後日、内灘町健康づくり推進協議会の専門部会「食育推進会議」の委員に選任されたことを保健センターから知らせてきた。年3回の会議で口の働きを育む視点を活かしていきたいと思う。

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