2019年11月05日（火）

                              ２０１９．１１．２．～４．
　大学時代の友人が集う年１回の夫婦同伴旅行会が今年は高山とその周辺、１０名が参加。幹事塚原君の下調べと地元枠特別参加の西君の協力を得た緻密な計画、そして、ハプニング連続の記憶に残る素晴らしい旅となった。
　大学時代の高山
kojima-dental-office.net/blog/19760516-3131
　新穂高温泉
kojima-dental-office.net/blog/20140817-5341#more-5341
１１／２（土）晴
　旅の始まりから大失態。金沢発の出発時刻を富山の到着時間と勘違いしていたため、のんびり内灘を出発し金沢駅に到着。北陸新幹線に乗り遅れたことに気づく。慌てて、駅員さんに相談。次の新幹線で富山へ行き、そこから普通列車で行くことに。猪谷で乗り換えも。ゆっくり景色を眺めながら高山に向かうことになる。高山に到着後、駅前通りを進み街を散策しながら西歯科医院へ。途中、飛騨牛にぎり寿司に捕まる。大勢の観光客で歩くのもままならない。
    

　西歯科医院に１０人が集合し、再会を喜ぶ。荷物を置かせてもらい、先ず高山ラーメンの老舗、桔梗屋へ。店の外に１０人くらい並んでいた。昔ながらの懐かしい醤油ベースのスープに、細いちぢれ麺。美味い。戻り道、二木酒造にて試飲。３時頃、２台の車に分乗して古川へ向かう。
　桔梗屋
tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21000809/
　二木酒造
niki-sake.com/%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b9/
     

　３時半頃、飛騨古川、八ッ三館に到着。荷物を預けて街を散策。美しい街並みや伝統的な建築様式に感激する。水も豊富。多くの家の軒先の「雲」に今も受け継がれる匠の技が光る。先ず、浦酒造場の工場見学と試飲。酒米がこれほど大きいとは知らなかった。削られた米粉はお菓子などに無駄なく使われていることも。自動圧搾機で搾り出された酒粕が板状になることも納得できた。
　飛騨古川
www.hida-kankou.jp/model/1000000146/
　匠の技
www.hida-kankou.jp/about/2/
　浦酒造場
www.yancha.com/
          

　次に、NHK連続テレビ小説「さくら」の舞台になった和ろうそく店へ。「和ろうそくは、原料すべてが天然の植物性のため、西洋の物よりススがでにくく風が吹いても消えにくい。また、切り口が年輪状なので炎が横に流れることもなく長持ちするという特徴がある。そして、朱ろうそくは、おめでたいことがあったお正月に使い、白ろうそくは身内に不幸があった年にを使う」と若き8代目に教えてもらった。早速朱ろうそくを購入。７代目の朱がけする実演も見学。あっと言う間に冷えて乾いて触れるようになる。勇壮な起し太鼓も。
　三島商店和ろうそく店
www.hida-kankou.jp/product/28/article/
　起し太鼓
www.hida-kankou.jp/event/1313/
      

　宿に戻り、お風呂へ。いい湯だ。癒される。露天風呂も最高。話も尽きない。廊下は畳敷き、部屋へ戻る階段が急勾配。夕食も豪華。「川魚」は背を手前にして盛りつける。
　八ッ三館
www.823kan.com/
　焼き魚の盛り付けと向き
worldchefsbible.com/%E5%85%83%E7%A5%96%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%99%E7%90%86/%E7%84%BC%E3%81%8D%E9%AD%9A%E3%81%AE%E7%9B%9B%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91/
             

１１／３（日）晴
　朝の露天風呂は、ひんやり気持ちがいい。目が覚める。食事会場の、しっかりした柱に明治の風情が残る。朝食もすごい。朴葉味噌はご飯が進む。のんびり朝の散歩。橋の欄干や歩道を大勢の人が掃除していた。
　さあ、出発と思いきや、西君の車のキーが見あたらず、旅館の車を借りて河野君運転で予定より１５分ほど遅れて白川郷へ。
     

　１時間ほどで白川郷展望台に到着。眺めがいいね。もう大勢の人が歩いている。
 

　白川郷の駐車場への入り口は大渋滞。２０分ほどでようやく駐められた。橋を渡って集落へ。多くの観光客で賑わっていた。和田家の当主から合掌造りの構造等の説明を受ける。異なる素材の木やツルを使うことで全体として柔軟性を持ちつつ堅牢な造りとなっている。屋根には珍しい斜交いが入っている。先ほど訪れた展望台が見える。飛騨明善寺も合掌造りだった。修復している合掌造りもあった。翌日には駐車場側にある小屋が火事となり、対岸からの火の粉を防ごうと放水銃５９基が稼働し茅葺き屋根を守るニュースが流れていた。
　白川郷
shirakawa-go.gr.jp/see/?index
　翌日の白川郷火災で放水銃
www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201911/CK2019110502000100.html
           

　白川郷出発し駐車場を出たところで、２台の車がはぐれてしまう。道の不案内とスマホ機能の認知度の違いもあって、なかなか合流できない。ようやく揃ったところで荘川の蕎麦正へ。店の玄関外に待つ客であふれていた。待っている間に店主との雑談を楽しむ。３０分ほどで入店。コシのある二八蕎麦。美味い。薬味４種、削り節、天かす、大根下ろし、きざみ葱。
retty.me/area/PRE21/ARE306/SUB30601/100000881291/?utm_y_pc_res_title
    

　今日の宿、新穂高槍見館へ向かう。八ッ三館から車の鍵が大浴場の脱衣場で見つかったとの連絡が入る。ホッとする。飛騨高山特選館あじかに立ち寄りリンゴをお土産に。
　夕方、新穂高槍見館に到着。早速、四つの露天風呂へ。岩の階段を慎重に下り、薄暗い脱衣場で着替える。もう暗くて槍ヶ岳は見られなかった。心地よい団欒のひととき。
　夕食は、一手間以上の気配りが料理に施されていた。岩魚が美味かった。
www.yarimikan.com
         

１１／４（月）
　早朝にみんなで露天風呂巡り。熱い風呂、ぬるい風呂。ロープーウェーの橋脚とロープが見える。朝から品数が多い。どれもこれも美味い。すくな南瓜の肉まんが珍しい、食感が面白い。自家製の豆腐も美味しい。９時から餅つきが始まり、つきたてを大根ときな粉で頂く。
   

　マイクロバスと西君の車で高山へ向かう。途中、福地温泉当たりの紅葉がきれい。西君知り合いのカフェＡＮＺＥＮで休憩。個性豊かなお店。
  

　高山に到着後、解散・自由行動に。甚五郎らーめん本店でチャーシュー。細麺で美味い。自分でニンニクをすり下ろし、元気をつける。
tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21000621/
  

　高山を散策。板画　まつおかにて、酒井政保さんの「大樹」に出会う。それぞれ帰路に就く。酒井政保
www.post.japanpost.jp/contest/08/hanga/H000777.html?TB_iframe=true&width=550&height=600

行程
１１／２（土）
　予定　金沢09:21　はくたか558号09:44　富山09:52　ひだ８号　11:23 高山　　　
　実際　金沢10:00（09:49）つるぎ704号10:23（10:12）富山
　　　　（乗り継ぎ電車を待つため出発が遅れる）
　　　　富山10:32　11:20猪谷11:23　12:29　高山　　　　
12:30　高山駅から高山の街散策して西歯科医院へ
13:20頃　西歯科医院に全員集合　　　　
13:50　　高山ラーメン桔梗屋 
15:00　２台の車に分乗して古川へ向かう
15:30　古川に到着。街を散策
　浦酒造場
　三島商店和ろうそく店
　起し太鼓し
19:00　夕食
　八ッ三館

１１／３（日）
6:00  朝風呂
7:00　朝食
8:45発（予定8:30）ジャンボタクシーと旅館（西君の）車に分乗
10:00  白川郷展望台到着　
10:30　駐車場満車にて大渋滞
　白川郷散策（和田家、飛騨明善寺郷土館）
12:30　白川郷出発
14:30　荘川の蕎麦正
17:30　新穂高槍見館到着
　露天風呂
18:30　夕食

１１／４（月）
6:00　露天風呂
7:30　朝食
9:00　餅つき
9:30　高山へ向かう（マイクロバスと西君の車）
10:00～11:00　西君知り合いのカフェＡＮＺＥＮ
11:30　高山着　解散・自由行動
12:00　甚五郎らーめん本店
　高山散策
高山15:12  ひだ11号　16:39富山16:58　はくたか567号17:20 金沢