銭五茶会
2010年11月07日(日)
銭屋五兵衛記念館
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秋晴れの7日、日曜日に銭屋五兵衛記念館へ。広々とした庭園は手入れも行き届き気持ちがよい。館内には歴史が詰まっていた。茶室や茶道具も楽しめる。
いよいよ初めての茶会。移築された銭屋本宅へ。先ず、1階の待合いで今日のお道具などのお品書きを見たりして、前のグループの退席を待つ。持参してきた扇子、古帛紗(こふくさ)、懐紙、菓子切り(楊枝)を確認する。狭い、急な階段を上り部屋へはいる。20人ほどの中で男は2人だった。正客を巡り、譲り合いの末、ようやく決着。
加賀百万石、金沢のお茶文化を体験した。主(後見)のあいさつ、正客とのお道具などのやりとりがあり、お茶の準備が始まる。お菓子が回ってくる。箸で懐紙の上に置き、隣へ。楊枝で切り分けてお菓子をいただく。美味しかった。お茶は3人1組、1人目だった。古帛紗を出して、その上に載せ、お茶碗を回す。濃茶を味わい、口の当たったところを懐紙で拭き、隣へ。お茶碗が戻ってくる。自分たちのだけが緑色をしていた。回し方が足りなかったのかな。足のしびれが限界に近づき、汗が出てきた。ようやく道具の拝見となった。花器の舟徳利をはじめ、舟板を使うなど船にまつわる道具が、銭五茶会らしさを表していた。
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