のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

パンデミックを生きる指針ー歴史研究のアプローチ

2020年05月03日(日)


 新型コロナウイルスの危機に直面する人たちに向けて、インターネット上で発表
  藤原辰史氏 京都大人文科学研究所准教授
www.iwanamishinsho80.com/post/pandemic
 人間は楽観主義にすがり現実から逃避してしまう癖があり、甚大な危機に接して、為政者の楽観と空威張りをも信じてしまう。新型コロナウイルスは、国家や家族、そして未来への信頼を打ち砕き始めている。後世に残す文章を尊重し、歴史を重視する組織であり、国のリーダーが情報を隠すことなく提示してきたならば、そのデータに基づいて国民は行動を選択できる。異論に対して寛容なリーダーであれば、より創造的な解決策を提案できる。
 日本はこのパンデミック後も生き残るに値する国家なのか。本当に怖いのは、ウイルスではなくそれに怯える人間。人間価値の値切りと切り捨てに抗えるか。武漢で封鎖の日々を綴った作家、方方は、「文明国家である唯一の基準は弱者に対する態度である」と喝破した。危機の反省から、危機を繰り返さないための未来への使いものになる指針を今回こそ、探ることはできないだろうか。

 皆のために何が
kojima-dental-office.net/blog/20000125-742#more-742
 多少の波風は吹いていても平穏な時には目立っていなかったが、嵐のような事態が起きてトップの資質が露わになる。リーダーの理念や言動が報道されて、各国の制度や対策内容、スピード感が日本と違うことが明らかになった。法律を作る政治家や官僚達の医療に効率を求めた価値観も問われている。また、全国の知事や市長の話し方や立ち振る舞いによって不安が増幅されたり、他所がよく見えたりする。今回のパンデミックによって人々の政治に対する認識が大きく変わった。

 <新型コロナ>危機の今こそ 歴史ひもとく コロナ禍の道しるべ
 東京新聞2020.4/27、こちら特報部 (安藤恭子)
www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2020042702000146.html
 新型コロナウイルスの危機に直面する人たちに向けて、京都大 人文科学研究所准教授の藤原辰史さん(43)がインターネット上で 発表した文章「パンデミックを生きる指針ー歴史研究のアプローチ」 が反響を呼んでいる。戦争、飢臓、恐慌…。 世界史に刻まれる危 機の時代を研究してきた藤原さんは、「目の前で倒れる人が増えてい けば、理性を保つのは難しい。自分と大切な人たちがどう生きていくか、考える手助けとなれば」と語る。                     

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