鹿野酒造「常きげん」を見学
2011年02月20日(日)
www.jokigen.co.jp/
石川保険医協会 冬の文化企画
鹿野酒造(酒造見学)&喜多八(昼食・入浴)を訪ねて
日時 2011年2月20日 午前9時から午後4時
集合場所 金沢駅西口
日曜日の朝8時50分には金沢駅西口に19人が集合。加賀観光バスにて現地に向け出発。青空が広がり、真っ白な白山がひときわ綺麗だった。10時には加賀市八日市町の鹿野酒造に到着。用意された履物に替えて、酒の香りに包まれた酒蔵に案内される。仕込みタンクを覗くと、神秘的な泡がふつふつと弾けていた。酵母を応援したくなる。次に袋絞りの説明を聞き、絞り立てを試飲する。カーッと喉から食道にかけて熱くなる。
座敷へ移動し、農口杜氏が熱く語る、山廃仕込の濃厚な飲み口や鋭い切れ味へのこだわりと、見えない菌が求めているものと正直に向き合い、米の旨みを引き出すことに心を込めてきたことを聞く。酒づくりの過程でPH4を維持し雑菌を抑えるために、日本酒では人工的に培養した乳酸を添加する速醸とゆっくり天然の乳酸を育てる山廃がある。ワイン酵母は硫化水素を生成する。歯はPH5.5以下で脱灰するから、杜氏さんは虫歯に気をつけたらいいかなと思った。そして、自分の舌や喉で飲み比べ、2本購入する。
その後、粟津温泉喜多八にて、手に入れた純米大吟醸と料理をいただいた。また、露天風呂に入りながら、医科の先生方とインフルエンザと口呼吸、骨粗鬆症と歯周病、施設と訪問歯科等々の話をし、楽しく過ごしました。そして、法師門前の『黄門杉』を見がてら、ぶらり散策する。
- カテゴリー
- 石川県