映画「いのちの山河」
2011年11月06日(日)
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora2/index.php
「豪雪・貧困・多病」という、大きな問題を抱えていた山間の小さな村・沢内村(岩手県)を、いのちの格差を無くすために何とかよくしたいと立ち上がった深沢晟雄氏とその仲間たちの奮闘を描く、昭和30年頃の実話。住民の検診事業、さらに老人・乳児の医療無料化を推し進め、全国でも最悪だった乳児死亡率を全国初の“ゼロ”という記録を生み出すまでになる。
ラストシーンの、亡くなった深沢を乗せた車を出迎えるために、雪深き道の両側に延々と続く住民の姿が心を打つ。これからの医療のあるべき姿を考える上で、どうしても見ていただきたい作品でした。
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