映画「100,000年後の安全」
2011年07月31日(日)
www.uplink.co.jp/100000/
31日(日)夕飯をすませて香林坊109のシネモンドへ「100,000年後の安全」を観に行く。20人ほどが来ていた。原発からもたらされる今の利便性が、未来の危険リスクの上に成り立っていることを深く考えさせられる。
フィンランドのオルキルオトに建設が進む大量の高レベル放射性廃棄物地層処分場を監督自らが潜入し、このプロジェクトを決定した専門家たちに様々な視点から問いかけるドキュメンタリー。10万年後そこに暮らす人々は、放射性物質を、言語や記号を理解できるだろうか。今でもナスカの地上絵のように全て解明されていないこともある。科学は今より進んでいるだろうか、それとも後退しているだろうか。わからないことを前提に見つからないように隠したほうがいいのだろうか。危険性を伝承したほうがいいのだろうか。遠い遠い未来まで正確に伝わるだろうか。ピラミッドを盗掘するように、宝物を探しに穴を掘り続けるのではないか。
土壌調査からみる放射能汚染
www.kojimashika.net/2011/07/post-734.html
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