会田桃子もっきりや鮮烈デビュー
2010年09月20日(月)
今まで体験したことがない最高のライブだった。感動、楽しさ、コラボ、アドリブ、どれをとってもすばらしかった。いきなりパワー全開の「ザ・チキン」で始まった。個性がぶつかり合い、アドリブが次を生み、衝撃が走った。
パワフルでリズミカルな会田桃子のバイオリンは身体中を浮き浮きさせ、ラテンジャズ、タンゴの世界へと引き込んだ。作編曲も心地よかった。さすが音大だと思わせる声量も披露した。昨日大阪で買った、鼻緒の綺麗な下駄がとても似合っていた。
森下のピアノは打楽器を再認識させた。行き先のわからないアドリブをまとめ上げ、「作曲と即興の狭間」を楽しんでいた。八尋のベースには、様々なテクニック、パフォーマンスの中に「大好き」が溢れていた。あのリズム感と引き出しの多さには圧倒された。藤井の安定した、息合うドラムは、時に弾けていた。最後に出た飛び道具、足を上げての太鼓たたきは会場を沸かせた。
また、金沢ジャズストリートで、街の中はミュージシャンやファンが溢れていた。「もっきりや」も飛び入りセッションで盛り上がっていた。
*「森下滋カルテット fea.会田桃子」
「SESSION 919…金沢ジャズストリート・クラブギグ第二日」
9/19(日)19:00~22:00
¥3000
森下滋(p)会田桃子(vln) 八尋洋一(b)藤井学(ds)
www.gerushi.com/
aidamomoko.com/
ザ・チキン
www.youtube.com/watch?v=5DBb_IQXNo8
リベルタンゴ
www.youtube.com/watch?v=HZFafsYUpVs
第2回金沢ジャズストリート
kanazawa-jazzstreet.jp/index.html
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