荘内桜と郡上八幡
2009年04月29日(水)
昭和の日に朝早く、東海北陸道白川インターへ。白川郷から見える白山は、日頃見るより雪が多く、低く感じた。国道156号線沿いにある2本の荘内桜「アズマヒガンザクラ」は、気品漂う白い小柄な花を付けていた。花びらが肌寒い風に少し舞っていたが、多くの人が自然の華やかさと力強さを楽しんでいた。この桜は、御母衣ダム建設で水没する運命の光輪寺境内にあったが、集落の人々の心のよりどころとして移植することを決意された。樹齢400年を超える老桜であったが、昭和35年に現在地に引き上げられ移植された。愛情に応えて奇跡的に蘇生し、毎年見事な花を咲かせている。
次に、水のきれいな郡上八幡の古い街並みを散策した。揚げたてのコロッケは旅の一つの楽しみ。夏に子どもたちが飛び込みを競う新橋の川面を覗いてみる。一人前の男になれるかな?
そして、地元作家水野政雄の「サンショウウオ」を記念に求める。
水野政雄
www.windsnet.ne.jp/poem/mizuno.html
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