高橋真梨子&ヘンリバンド
2010年07月10日(土)
本多の森周辺は開場前には駐車場を探す車と待ち合わせの人々で溢れ、開演時にはホールの1707席は、リピーターや各地からの追っかけなどを含め中高年で満席になった。
8人のヘンリバンドがステージ奥にへばりつき、ドラムとパーカッションの前には透明な防護壁もあり、異様なセッティング。中央でポツンと歌う高橋とバックバンドの、はじめの3曲に違和感があった。しかし、懐かしい桃色吐息、五番街のマリーへ、ジョニィへの伝言などを聴く頃には、学生時代へタイムスリップし、すっかりそんなことも飛んでいった。そして、トイレ休憩を我慢させるヘンリバンドのパフォーマンスが始まると、この中央の広いスペースを納得させた。ドラム缶やトイレづまりに使うスポコンによるリズムセッションは愉快に、リラックスさせた。
後半は、2人の軽やかなステップと管楽器やドラムのソロパートがステージを盛り上げ、観客も総立ちとなり、手拍子やウェーブに一体感を楽しんだ。そして、アンコールの3曲までも、伸びのあるパワフルな歌声が続き、プロのすばらしさに胸を熱くした。
2010年7月10日(土)18:30~21:00
本多の森ホール
高橋真梨子
www.jvcmusic.co.jp/mariko/
ヘンリバンド
www.the-musix.com/mariko/henryband/index.html
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