小島歯科医院 名誉院長ブログ

待合室の掲示板

砂糖の量をどう考える

2009年12月24日(木)


砂糖の量をどう考える 甘いものを控えると、虫歯や歯周疾患の予防になる。身体のためにも砂糖の量は40~50g以下に抑えたい。調味料その他の分を除けば、おやつとして摂取できるのは1日20g前後が望ましい。
 ここで注意しなければいけないのは、乳幼児である。膵臓は4歳頃完成し、インスリンを作れるようになる。それまでは血中の糖分コントロールができないので、乳幼児に砂糖、ジュース、甘いものを与えることは非常に膵臓に負担をかけることを知っておく必要がある。
 冷たい飲み物には、思っている以上に多くの砂糖が含まれている。砂糖の量が同じでも、形のあるものを食べるのと飲み物では影響が違う。また、同じものでも、まとめて食べたり飲んだりするのと、だらだらと小分けにするのとでは、かなり違いがあると思う。砂糖とうまく付き合おう方法をよく考えよう。

 

砂糖の量はどのくらい?
(1本8gのペットシュガーで何本か)
  大きな角砂糖でも5gだ
清涼飲料 250ml   3本
     350ml   5本
スポーツ飲料 250ml 2本  
乳酸飲料 65ml    1本
チョコレート       3本 
チョコポッキー      2本
ケーキ(大)       3本
あんパン(大)      3本
大福(小)        2本
アイスクリーム      3本
プリン          2本
あめ(2個)       1本  

虫歯予防の考え方
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