小島歯科医院 名誉院長ブログ

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歯牙年齢

2009年02月18日(水)


歯牙年齢 昭和62年の厚生省の調査を基に各年齢における歯の喪失(抜いたり抜けた)数をグラフにしたものです。これを見ると、50才以降に歯の喪失数が急激に増えていることがわかります。そして、40才までは虫歯により抜歯される場合が多く、50才以降は歯周病による自然脱落や抜歯数が多くなります。平成17年の調査では、喪失数はかなり減少し、昭和62年に比べると歯を約10年長く使っています。8020達成者(80才で20本の歯がある人)も80才の人の中で20%を超えています。

 

 

    1人平均喪失歯数(本)の昭和62年と平成17年の比較
年齢    25  30  35  40  45  50  55  60  65  70  75  80 才
昭和62年     1     2         3    4   5     8   12  18  20  22  24
平成17年              1         2   3     5    7  10  13  17  20

 また、平成17年の調査によると、年齢別1人平均現在歯数は以下のようになっています。自分の歯数と比べれば、自分の歯牙年齢がわかります。できるだけ定期健診を受けて歯を大切にしましょう。

   年齢別1人平均現在歯数(平成17年)
年齢  35  40  45  50  55  60  65  70  75  80 才
歯数      28  27  26  25  23  21  18  15  10   8 本 

平成23年歯科疾患実態調査
www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-23.html

平成17年歯科疾患実態調査の結果(概要)
www.mhlw.go.jp/houdou/2006/06/h0602-2.html
www.gcdental.jp/topics/0606.html

平成17年歯科疾患実態調査結果について
www.mhlw.go.jp/topics/2007/01/dl/tp0129-1d_0001.pdf

あなたの残存歯数年齢は、何歳ですか?
www.ha-suita.com/dental_age.php