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治療のあれこれ

前歯が「スキッ歯」です

2010年05月19日(水)

正中離開1小学校3年生の娘の前歯が「スキッ歯」です。ほかの歯はまだ乳歯です。このまま放っておいていいのでしょうか?
 乳歯と永久歯の交換する時に、上顎で一番始めに生え替わる上顎中切歯(一番前の歯)2本の間には、1mmほどの隙間ができています。この隙間は、側切歯(中切歯の隣の歯)が生えてくると閉じるのが普通です。しかし、余分な歯(過剰歯)上唇の内側のヒダ(上唇小帯)が大きすぎる時などには、開いたままになってしまうこともありますので、歯科医院で診てもらいましょう。
 参考までにこんな状態です 続きを読む

花粉症と口の渇き

2009年03月21日(土)

 花粉症患者さんに抗ヒスタミン剤を使用しますと、直ちに唾液流量が激減する場合がある・・・と、友人の耳鼻科の先生からお聞きしたことがあるのですが、実際はどうなのでしょうか? 唾液と虫歯は切っても切れない関係がありますので。 続きを読む

ドーピングと歯科治療

2005年10月20日(木)

 国体に出場するのですが、歯の治療は差し支えないですか?
 
歯科治療で使用される抗生剤、消炎鎮痛剤は、使用可能と思われます。念のために、その他の治療薬も含めてアンチドーピング 使用可能薬リストで確認してください。そして、競技種目や、新しい薬など詳しいことは、スポーツドクターや薬剤師に相談してください。問い合わせる時は、薬品名を正確に伝えてください。また、市販の複合薬には、十分注意してください

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舌の表情

2009年01月12日(月)

 舌の表情と全身状態の変化とは密接に関連している事が多い。舌を注意深く観察することにより、疾病ではない機能低下や臨床検査数値には表れない変化に気づかされる。ひとつの所見にとらわれることなく、総合的に見る必要があるので、近くの歯科医に相談してください。 続きを読む

舌の裏側を見てみよう

2011年08月18日(木)

舌下部静脈 舌の裏側の静脈を時々見てみよう。一般的に舌下部静脈が目立たない状態が正常である。明瞭に見える時、特に蛇行やコブコブが著しい時には、全身の末梢循環が悪くなっていると考えられ、臨床的には、肝機能障害や静脈内圧上昇、高血圧、右心不全などで多くみられる。その時には、内科の先生に相談することとその状態の変化を観察することを勧めている。そして、血流が良くなると、舌下部の静脈が目立たなくなることも付け加えている。また、抜歯などの外科的処置やスケーリングなど歯周治療にも影響があることを伝えている。 続きを読む

下顎前歯がほとんど見えない

2009年08月19日(水)

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 患者さんの訴えをよく聞き、本人の気持ちや感情を理解し、本当は何を求めているのかを適切に受け止める。さらには、口の働きや顎関節の機能を含めた現状や将来のことを説明し、本人も気づかない問題を浮き彫りにする。そして、共に考え、共通理解の世界に立ち、患者さん自身で治療方針を決められるように時間をかけて支援する。 続きを読む

成人の反対咬合

2010年07月21日(水)

成人の反対咬合1 成人の反対咬合は、小さい頃からの食生活やプラークコントロールに影響を与え、虫歯、歯周病さらには歯牙欠損を引き起こしている。咬合のバランスの崩れから顎関節や咀嚼運動にも変化をもたらしている。また、劣等感などの心理的障害や人格形成にも大きな影響を与えている。 続きを読む

上下前歯の叢生

1990年02月10日(土)

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 患者さんの訴えをよく聞き、本人の気持ちや感情を理解し、本当は何を求めているのかを適切に受け止める。さらには、口の働きや顎関節の機能を含めた現状や将来のことを説明し、本人も気づかない問題を浮き彫りにする。そして、共に考え、共通理解の世界に立ち、患者さん自身で治療方針を決められるように時間をかけて支援する。 続きを読む

側方拡大とT4A併用による上顎前歯の前方移動

2011年12月10日(土)

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 矯正を内に秘めた中高年が増えているが、そのほとんどの方は、煩わしさからあきらめている。ゆっくりでもいいから、目立たなく苦痛の少ないことを望んでいる。
 上顎2番の舌側転位の患者さんに対して、以前はリンガルアーチに補助断線を付けて治療していたが、食事など日常生活にかなり苦労があった。今回、床型エキスパンションを夜間に使用し、日中に1時間ほど筋機能訓練用のT4Aを入れて口唇閉鎖と鼻呼吸、舌運動の練習した。違和感なく治療を続けることができ、実施後3か月ほどでかなり改善した。側方拡大することにより口の中が広くなり、T4Aの効果も相まって前歯も前方へ拡大してきた。その後、床型エキスパンションを中止し、夜間もT4Aへ切り替えた。上下臼歯部の咬合も安定してきた。 続きを読む

歯肉アーム部の破折で考えたこと

2012年12月15日(土)

歯肉アーム部の破折1 トラブルが生じた時に、冷静に考え自分を信じることが大切だと思う。目の前の現象にとらわれて、慌てふためいて対応すると、取り返しのつかないことが起きる。
 今回の症例でも、義歯が合わない、即、義歯の調整と思いこまずに、なぜだろうと、ふと間を置いたことが良かった。10日ほどの義歯未装着によって歯が移動するかもしれないという柔軟な発想が成功への秘訣だった。 続きを読む

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