小島歯科医院 名誉院長ブログ

医院の取り組み

歯周治療を進めるためのコツと相互実習

2012年04月17日(火)

 4月17日(火)久しぶりにスタディグループ健口家族の研修会を開きました。レジュメに従い講義と実習を行いました。6名の歯科衛生士が参加し、真剣にメモを取り、熱心に研修を受けていました。実習は、各歯科医院のやり方や用語の統一を図り、3人1組のグループで実施しました。最後には和気あいあいの雰囲気でディスカッションが始まり、これからもこの輪が広がっていく予感を持てました。 続きを読む

歯磨剤の基礎知識とフッ化物やIPMPの応用

2012年05月10日(木)

 10日木曜日午後2時から4時までライオン歯科材株式会社の歯科衛生士 藤原寿江さんを講師に迎えて、歯磨剤の基礎知識とフッ素やIPMP(イソプロピルメチルフェノール)の応用などの研修会を行った。他院からも5名の歯科衛生士が参加した。熱心にメモを取り、曖昧な点を確認し、疑問点を質問していた。
 また、熱心にブラッシング指導を受けに来ているが、いつまでもべったりプラークが堆積している患者さんに、大きなヘッドで密なスーパーテーパード毛のsystema genki を提案してみようと思った。 続きを読む

DV防止法施行に伴う医療機関の役割

2002年01月15日(火)

 DV防止法(正式名称 配偶者からの暴力防止・被害者保護法)が成立、施行されます。従来、法は家庭には入らないとされてきましたが、今後は暴力は犯罪であり、処罰の対象となり、警察が積極的に介入できるようになりました。暴力に係わる通報や相談、接近禁止や保護、自立支援ができるようになりました。弱者の視点に立ち、空いた穴に注目し、一方的な隔離、離婚など力からの逃避に重点を置き、穴を空ける側の対処や両者の関係修復はまだまだのようです 。
 医療機関はDVの第一発見者、最前線になる可能性が高いですが、幼児虐待の対応と異なり、命に関わる時をのぞいて積極的に深入りせず、本人の意思を尊重し先入観を押しつけません。どんな患者にも同じ治療姿勢で臨みますが、予約時間や経済、保険など医療環境には特別な配慮を考えます。また、身体的苦痛だけでなく、精神的なダメージにも理解が必要であり、「あなたにも悪いことがありませんか」など追い打ちをかける二次被害防止に注意します。信頼できる歯科医師のネットワークを作り協力していきたいです。 続きを読む

訪問診療用ユニットの準備と後片付け

2012年06月09日(土)

訪問診療用ユニット    キング 訪問歯科医療機器「かれん」
www.haginoya.co.jp/item/detail.php?n=0054
 訪問診療に行く前に、準備や後片付けの練習をする。その時に、手順や役割分担、所要時間を確認する。また、訪問診療ユニットの作動点検と備品のチェックも行う。 帰院後に、再度後片付けを確認し、備品のチェックをする。そして、タービン、エンジンに注油し、それらとバキュームチップなどそれぞれを滅菌バックに入れて消毒する。 続きを読む

おもてなしの心

2012年06月28日(木)

 28日木曜日午後2時から4時まで、ホテル金沢支配人 小久保文代氏は培われた「おもてなしの心」について順序よく具体例を交えてお話しされた。他院から4名の歯科衛生士も参加し、熱心にメモを取り、時折納得し聞き入っていた。それぞれが人として、女性として、働く人として、多くのヒントや視点を吸収したように思う。 続きを読む

細菌カウンタ

2016年06月26日(日)

    8月9日(木)9時30分から12時30分まで、パナソニック ヘルスケア株式会社桜庭 理浩氏を招いて研修会を開いた。
 まず、細菌数測定装置(細菌カウンタ)の原理、培養法などと比較した信頼性と、臨床応用について説明を受けた。誘電泳動で細菌が電極に雪の結晶のように集まってくる様子を映像で確認し、そのことによる電気抵抗値の変化を検体1mlの細菌濃度に換算していることを理解した。 続きを読む

第5号 はじめに

2001年02月01日(木)

 お正月のテレビ対談で、中坊 公平氏は「弁護士と牧師と医者は他人の不幸で飯を食っている。」と語る。医療は経営も大事だが、思いやる心をより大切にと改めて考えさせられた。 続きを読む

第4号 はじめに

1999年08月01日(日)

 来年4月からは介護保険が始まり、これから外の世界との交流がますます必要になるだろう。また、歯科医療の外側から見つめ直す時期に来ている。絶好調の時はボ-ルがよく見え、どんな球でも打てる気がする。ストライクだけに絞って打てば持続するが、あれもこれも打ち始めるとスランプが始まる。 続きを読む

第3号 はじめに

1998年09月01日(火)

 歯科衛生士の研修会も50回を数え、第3号を発刊することにした。石川県内にもようやく安生さんがまいた種が芽を出し始め、衛生士だけで自立して勉強しているようだ。スタディグル-プ健口家族からも巣立ち、みんなよく頑張っている。 続きを読む

第2号  はじめに

2016年06月26日(日)

 歯科衛生士の研修会も40回を数え、5年続いている。よくここまで続けてこられたものだ。レポートもどんどん増え、内容も豊富になり、新鮮なうちにと思い、第2号を発刊することにした。 続きを読む

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