名誉院長ブログ のぼるくんの世界

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本の世界

脳の本

海馬  脳は疲れない 

2008年07月31日(木)

海馬池谷裕二先生とコピーライターの糸井重里氏との対談
                                               2004.6.1.
池谷裕二  1970年生まれ 東京大学薬学部助手
            1998年 海馬の研究により薬学博士号を取得
糸井重里  コピーライター
朝日出版  1700円 続きを読む

子どもの脳を傷つける親たち

2017年12月18日(月)

子どもの脳を傷つける親たちマルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を変形させる
著者 友田明美

   福井大学子どものこころの発達研究センター教授
www.med.u-fukui.ac.jp/CDRC/

発行 NHK出版新書
本体価格 780円
発行 2017年8月10日

 私たちの研究では、強者である大人から、弱者である子どもへの不適切な関わり方を、「虐待」とは呼ばずに「マルトリートメント」と呼んでいる。子どものためだと思ってした行為であろうとなかろうが、傷つける意思があろうとなかろうが、子どもが傷つく行為は、すべて「マルトリートメント」。
 診療の現場で親たちの話に耳を傾けてみると、わが子を憎くてやっているばかりでもないことは事実。親が子どものふるまいを正すことに必死になりすぎるあまり、自分の行為を冷静に見られなくなっている。それに「虐待」というレッテルを貼り、親の人格を強く否定してしまったら、彼らが子どもを育て直すチャンスまで奪ってしまうことにもなる。まずはどのような行為が不適切な養育にあたるのかを知り、子どもを傷つける言動を繰り返さない。これが大きなポイント。 続きを読む

壊れた脳 生存する知

2008年08月05日(火)

壊れた脳 生存する知著者 山田 規畝子
発行 講談社
体裁 254頁・B6判
本体価格 1600円
発行 2004年2月26日

 医師という病気を診るプロが、身をもって体験した自分の病気(認知障害)について書きとめた書である。三度の脳出血、その後遺症と闘う医師の生き方と「からっぽになった脳」を少しずつ埋めていく「成長のし直し」の記録である。自分の脳を、偉いなあ、と愛してあげて、一生懸命使ってくれる若者がひとりでも増えることを願っている。日ごろ診ている患者さんのいる世界かも知れないのに、想像したこともなかった。 続きを読む

脳はなぜ「心」を作ったのか

2008年08月11日(月)

脳はなぜ「心」を作ったのか 「私」の謎を解く受動意識仮説
前野隆司著
筑摩書房
1900円

 今で考えたこともない角度からの「心」について内容は、小びとたちを総動員、フル回転しても難解でした。皆さんも挑戦してみてください。
 心は、小びとたちが織りなす巨大な連想ゲームの世界と、それを意識していると錯覚している「私」から成る。心を説明できるということは、死後の世界があり得ない。すべての喪失である死を明確な前提として生を考えなければならない。 続きを読む

脳の学習力

2008年08月11日(月)

脳の学習力子育てと教育へのアドバイス
S.J.ブレイクモア、U.フリス 著
乾 敏郎、山下博志、吉田千里 訳
岩波書店
2800円
2006年10月17日発行

 ここ数年、脳に関する本の出版が相次いでいる。しかし、現時点でわかっていないことや実証されていないことをここまではっきり書いている本は少ないと思う。教育者と脳科学者との交流がはじまり、最近の技術革新により脳の機能が明らかになり、脳と学習に関する研究がここまで進んでいる。医療、教育を始め、さまざまな分野の人々に読んでいただきたい1冊である。 続きを読む

すべての疲労は脳が原因

2017年03月15日(水)

すべての疲労は脳が原因著者 梶本 修身
発行 集英社新書
本体価格 700円
発行 2016年4月20日
1.体の中で一番疲れやすいのは、「脳の自律神経の中枢」
 ヒトは、運動を始めると、数秒後には心拍数が上がり、呼吸が速く大きくなる。また、体温の上昇を抑えるために発汗する。それを1000分の1秒単位で制御しているのが「脳の自律神経の中枢(視床下部や前帯状回)」。運動が激しくなると、ここでの処理が増加する。その結果、脳の細胞で活性酸素が発生し、酸化ストレスの状態にさらされることでさびつき、本来の自律神経の機能が果たせなくなる。これが、「脳疲労」。その時に「体が疲れた」というシグナルを眼窩前頭野に送り「疲労感」として自覚する。
 疲労が起こるのは主に自律神経の中枢、その疲労を自覚するのは眼窩前頭野、それぞれ部位が異なる。脳の老化を防ぎ、高齢になっても認知機能を保っておくには、毎日の生活で脳疲労を溜めない工夫が必要である。 続きを読む

脳には妙なクセがある

2012年12月22日(土)

脳には妙なクセがある著者 池谷 裕二
発行 扶桑社
本体価格 1600円
発行 2012年8月2日

 様々な研究者の実験から発見された脳の妙なクセを楽しもう。
笑顔は周りだけでなく、本人も楽しくさせることや、入力よりも出力のほうが10倍記憶に残ることが、印象深い。 続きを読む

脳の誕生

2018年01月20日(土)

img988発生・発達・進化の謎を解く
著者 大隈典子 東北大学大学院医学系研究科教授
    東京医科歯科大学歯学部卒業、専門は脊椎動物の神経発生
発行 筑摩書房
本体価格 860円
発行 2017年12月10日
 福岡伸一 阿川佐和子著  センス・オブ・ワンダーを捜して
kojima-dental-office.net/blog/20111208-1185#more-1185 続きを読む

赤ちゃんは世界をどう見ているのか

2008年08月11日(月)

山口真美著
平凡社新書
760円
2006年5月10日発行

 大人と赤ちゃんと決定的に違うところは、眼や耳という感覚器ではなく脳である。赤ちゃんの脳は、8ヶ月の間に劇的に発達する。見る能力は高度な脳の機能の発達と並行して進み、完成が早い。それに比べると言葉の発達は脳の完成のずっと後になる。 続きを読む

2010年02月25日(木)

日本語最後の謎に挑む
山口謠司著
新潮社
2010年2月20日発行
680円

 「ん」について考えたこともなかったが、不思議なことが多い。読んでいるとわからないことも多いが、脳に新たな回路を造り出す。挑戦あれ。 続きを読む

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