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2.12.19.

2020年12月19日(土)


【1】乳幼児感染予防策加算
【2】新型コロナウイルスSARS―CoV―2のゲノム分子疫学調査3
【3】新型コロナの症状、経過、重症化のリスクと受診の目安
【4】6か月後も 抗ウイルス抗体および中和抗体を保有
【5】2900円でPCR検査 新橋駅前に民間施設開業 新型コロナ
【6】65歳以上などのPCR検査助成 内灘町
【7】新型コロナウイルスワクチン工程表案
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【1】乳幼児感染予防策加算
 (石川県保険医協会ニュース速報) 
ishikawahokeni.jp/blog/
 急に発出されたので、診療所やレセコンメーカーは大わらわ。
 12/15発出された厚労省事務連絡「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その31)」にて、感染予防策を講じ、6歳未満の乳幼児の外来診療を行った場合、初診料また再診料に、医科100点、歯科55点の加算を算定できる旨が示された。なお、本事務連絡による臨時的な取扱いは、12/15から令和2年度中(令和3年2月診療分)までの措置とし、令和3年度(令和3年3月診療分以降)の取扱いについては、令和3年度予算編成過程において検討することとしている点に留意すること。
 *12/17、21年度予算の厚労・財務の大臣折衝により、来年4月以降の延長も合意(点数は半分)。また、21年4月から9月末まで、医科・歯科、入院などで初診、再診の加算されることが合意。 
 来年度から、診療報酬改定のない年にも薬価基準を見直すという新たな制度がスタートする(いわゆる毎年改定)。薬価引き下げ幅が約4300億円(国費ベースでは約1000億円浮く)、これを原資に来年度のコロナ対策としての基本診療料引上げの実施、それから、介護報酬引上げ(0.7%アップ、うちコロナ対応は0.05%で来年9月まで)、障害福祉サービス報酬引上げ(0.56%アップ)など。来年9月までの時限措置(補正予算等が成立すれば延長)。
 ・医科歯科問わず、初診・再診:1回当たり5点加算
 ・入院 入院料の種類を問わず:1日当たり10点加算
 ・新型ウイルス陽性患者に対する歯科治療について、延期することが困難で実施した場合:298点を別に算定できる
※感染拡大防止等の支援として補助金方式は20年度の3次補正で終了。
【2】新型コロナウイルスSARS―CoV―2のゲノム分子疫学調査3
 (日刊現代デジタル12.19.)
news.yahoo.co.jp/articles/3633017b674b32452a3436a28e907d5ecf570f68
 12月11日に国立感染症研究所が発表した3回目のリポートを医師で参院議員(国民民主党)の足立信也氏が解説。今年10月末までのクラスター発生やウイルスの変異について説明していて、1回目と2回目の調査と突き合わせると、トラベル事業と感染拡大の間に重大な「エビデンス」が浮かび上がる。
 第3波がどんなウイルスによるものなのかを推測できる。日本国内では中国・武漢由来のウイルスの流行がひとまず終息した後、欧州型のウイルスが流入。3月から5月にかけて第1波が発生した。収束の兆しが見えたものの、6月に経済活動が再開され、無症状者に感染する中で変異したウイルスが東京都や首都圏を中心に広がる。夏の第2波の要因となったのは欧州型が変異したもので、いわば『東京型』だった。第2波が収まらないうちに『東京型』が拡散し、第3波へとつながっている。
 7月から10月末までに国内で検出された「東京型」に由来するクラスターの分析。東京がトラベル事業に追加された10月1日以降、感染がみるみる深刻化した。トラベル事業によって『東京型』が全国にバラまかれた傍証。
2020年4月27日現在 2020年7月16日現在 2020年10月26日現在

 新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査(2020年4月27日現在)
www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/467-genome/9586-genome-2020-1.html
 新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査2 (2020/7/16現在)
www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/467-genome/9787-genome-2020-2.html
 新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査3(2020年10月26日現在)
(速報掲載日 2020/12/11)
www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/10022-491p01.html
 【記者の目】
 資料をよく見ても、素人には2つの型があることは分かるが、。東京のGo To トラベル追加後に東京型が増えたのかどうかは分からない。また、石川県が2つの型のどちらが多いのかも公表してほしい。ヨーロッパのようにイギリス型などの詳細を全国的にも明らかにした方がよいと思う。情報の透明化が不安解消の唯一の手段。
 なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか
kojima-dental-office.net/blog/20201211-14352
【3】新型コロナの症状、経過、重症化のリスクと受診の目安
 (忽那賢志 感染症専門医)
news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20201204-00210768/
新型コロナウイルス感染症の典型的な経過 どのような症状があれば新型コロナを疑い病院を受診すれば良いのでしょうか。 新型コロナの典型的な症状、経過、重症化のリスク、後遺症などについて現時点での知見をまとめました。
 新型コロナの潜伏期間(感染する機会から何らかの症状を発症するまでの期間)には1~14日と幅がありますが、多くの人がおよそ4~5日で発症します。
 また、新型コロナでは典型的には、発熱、咳、だるさ、食欲低下、息切れ、痰、筋肉痛、嗅覚・味覚障害などの症状の頻度が高いとされています。特に、息切れ、嗅覚・味覚障害の症状は、新型コロナの可能性を疑うきっかけになります。 
無症候性感染者の占める割合 新型コロナウイルス感染症は風邪やインフルエンザによく似ていますが、症状が続く期間がそれらと比べて長いという特徴があります。 特に重症化する事例では、発症から1週間前後で肺炎の症状(咳・痰・呼吸困難など)が強くなってくることが分かっています。発症してから1週間程度は風邪のような軽微な症状が続き、約8割の方はそのまま治癒しますが、約2割弱と考えられる重症化する人はそこから徐々に肺炎の症状が悪化して入院に至ります。 2割のうち全体の約5%の症例で集中治療が必要になり、約2%の事例で致命的になりうるとされています。
【4】6か月後も 抗ウイルス抗体および中和抗体を保有
 (横浜市立大学)
www.yokohama-cu.ac.jp/news/2020/20201202yamanaka.html
 横浜市立大学学術院医学群 山中 竹春 教授、梁 明秀 教授、後藤 温 教授らの研究グループは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)に罹患した方を対象に、感染後6か月および12か月時点の抗ウイルス抗体および中和抗体を測定する研究を実施しています。今回、中間結果を報告します。
研究の結果
 「新型コロナウイルス感染症回復者専用抗体検査PROJECT*1」において、感染から6か月が経過した回復者を対象に参加を募ったところ、本年7月29日~9月30日の約2か月で619名もの方から参加希望がありました。そのうち、10月26日までに採血して検体測定を完了した376例のデータを解析した結果、ほとんどのCOVID-19回復者が、(1)抗ウイルス抗体を保有し、かつ(2)中和抗体を保有していることが判明しました。数ある抗体の中で、中和抗体はウイルスの細胞への侵入を阻害する役割をもち、再感染を防ぐ抗体を指します。なお、中等症・重症の方が、軽症に比べて、中和抗体の活性がより強い傾向にあるという結果も得られました。
【5】2900円でPCR検査 新橋駅前に民間施設開業 新型コロナ
 (時事通信社)
www.jiji.com/jc/article?k=2020120400760&g=eco
 新型コロナウイルスのPCR検査を2900円(税別)で受けられる民間の検査センターが4日、東京・新橋駅前に開業した。完全予約制で、1日当たり最大780人を検査できる。個人向けのPCR検査は数万円かかることもあり、費用を大幅に抑えたのが特徴だ。手軽に検査できると予約が殺到している。
 検査は唾液を採取するだけで、所要時間は約3分。結果は翌日にメールで通知される。平日の営業時間は午前8時~午後9時。土日祝日も営業する。
【6】65歳以上などのPCR検査助成 内灘町
 (北陸中日新聞2020.12.9.)
65歳以上などのPCR検査助成 内灘町 (1)北陸中日2020.12.9. 65歳以上などのPCR検査助成 内灘町 (2)北陸中日2020.12.9.

【7】新型コロナウイルスワクチン工程表案
 (読売新聞オンライン)
news.yahoo.co.jp/articles/cdab85db0a2a5e55e5ad6998e963f47a5da1c72a
工程表案 厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保に向けた工程表案をまとめた。18日に開かれた非公開の自治体向けオンライン説明会で提示した。来年2月下旬にも一部の医療従事者に先行接種できる体制を整える計画で、高齢者の接種体制確保のめどは3月下旬とした。
 案によると、最初は新型コロナ患者の治療に直接当たる医療従事者ら約1万人に先行接種し、2月下旬~3月上旬に接種体制を整える。次に対象となる一般の医療従事者は、300万人程度を想定しており、準備は3月中に済ます。

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