小島歯科医院 名誉院長ブログ

1.12.14.

2019年12月14日(土)


【1】認知症の人が外出先でトラブル、39自治体が保険で救済
【2】あなたの実家は大丈夫?自然災害に備えて、火災保険の補償範囲を確認しておこう
【3】「#忘年会スルー」に見る職場コミュニケーションの変化
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【1】認知症の人が外出先でトラブル、39自治体が保険で救済
(朝日新聞デジタルより)
www.asahi.com/articles/ASMCC4S0QMCCULZU00G.html
〈記者の目〉
2025年には65歳以上の認知症の人が約700万人になると見込まれており、高齢者の5人に1人が認知症ということになります。ここ数年、高齢者による車の運転で痛ましい交通事故の発生を頻繁に耳にするようになりました。高齢者ドライバーの中には認知機能が低下している方も散見されます。認知症の人が引き起こしたトラブルがその他にも報告されていますが、それに伴い家族の元に突然高額の請求が届いて苦渋するケースもあるようです。そこで誕生したのが、認知症の人や家族を地域で支える自治体独自の救済制度です。新しい制度や法律が出来る時、残念ながら悲しい事件や事故がきっかけとなってしまうこともありますが、この救済制度の導入は超高齢化社会に向かっている日本に於いて、高齢者やその家族が安心して暮らしていける明るい未来への第一歩ではないでしょうか?
【2】あなたの実家は大丈夫?自然災害に備えて、火災保険の補償範囲を確認しておこう
(ファイナンシャルフィールドより)
financial-field.com/insurance/2019/11/25/entry-63511
〈記者の目〉
 近年の世界的な気候の変動により、異常とも思われる気象現象は日本各地に毎年多くの被害をもたらしています。火災保険は、火災の他に風水災、盗難、漏水など幅広い損害にも対応している優れものですが、火災保険などの損害保険の請求については、被保険者がその損害に基づき保険金を請求する必要があります。特約の契約状況により補償範囲も大きく変わってきますので、契約している保険の詳細をしっかり把握しておくことが大切です。自然災害にも幅広く対応する火災保険ですが、地震やそれに伴う津波などの損害については補償することができません。地震保険に別途加入する必要がありますが、単独では加入することができないため、火災保険などと一緒に契約する必要があります。このようないつ起きるかわからない自然災害への備えとして、この機会にご自身の加入されている保険の補償内容を確認し、しっかり把握しておきましょう。
【3】「#忘年会スルー」に見る職場コミュニケーションの変化
(livedoorNEWSより)
news.livedoor.com/article/detail/17526031/
〈記者の目〉
 最近よく耳にするこの忘年会スルーですが、数日前に他の記事を見たときは世代の違い、感覚の違いなんだと思っていましたが、ここ数日に出てくる記事を見ると会社でのコミュニケーションのとりかたの変化が忘年会というアイテムを通して変化してきていることを表現したもののように思います。忘年会に限ったことではなく、会社での普段の業務も人間関係の構築においても単に上司部下ではなく合理性ある業務や関係でなくてはならないということなのでしょうか。上司も部下と協力し、お互いを尊重した中でよりいいものを生み出す。そのためにはいわゆる体育会的なものは必要がないということなのだと思います。IT企業のような自由な社風が業績を伸ばすのもそういったことなのかもしれません。歯科医院においても院長がいてスタッフがいて誰が偉いかではなく、より合理的に患者へのよりよい医療を提供し、働きやすい環境を作る努力が必要なんだと考えさせられました。

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