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食べる働きの検査

2018年04月10日(火)


スコア法のサンプルシートと、グルコース濃度との比較
スコア法のサンプルシートと、グルコース濃度との比較 「食べる」「話す」働きが十分に発達していない子どもたちが増えている。生えるスペースが不足していて歯がデコボコになっていたり、口呼吸で上唇が山形になっていたり、舌打ちがうまく出来ず食べる時に「クチャクチャ」音がしている。
 できるだけ早い時期(3歳から10歳頃まで)に食べる働きのチェックをお勧めする。問題があれば、食姿勢や食べ方の改善で回復可能と考えている。
 食べる働きの検査は、咀嚼能率スコア法または咀嚼能力検査により評価する。 視覚的に分かりやすいのは咀嚼能率スコア法であり、明確な数字比較ができるのは咀嚼能力検査である。

 

スコア0 スコア8
       スコア0             スコア8
以前は、カムゾウくんによる咀嚼能率判定を行っていた。
kojima-dental-office.net/20140113-1525#more-1525
 しっかり噛む工夫
kojima-dental-office.net/20090924-212
1.咀嚼能率スコア法
seisan.server-shared.com/643/643-69.pdf#search=%27%E5%92%80%E5%9A%BC%E8%83%BD%E7%8E%87%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E7%94%A8%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%82%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%EF%BC%8CUHA%E5%91%B3%E8%A6%9A%E7%B3%96%27
 咀嚼能率スコア法は、約5.5gのグミゼリー(咀嚼能率検査用グミゼリー,UHA味覚糖)を30回咀嚼後,粉砕度をサンプルシートを比較することで、スコア0~9の10段階で評価する。スコア0,1,2の場合,咀嚼機能低下とする。
 注意点
 ・使用前に30分程度室温に戻してからご利用する
  (冷蔵直後はグミゼリーが硬くなっている)。
 ・ゼラチンアレルギーに注意する
咀嚼能力検査システム グルコセンサー2.咀嚼能力検査(グルコース含有グミゼリー咀嚼時のグルコース溶出量を測定するもの) GLUCO_SENSOR_GS_II
 2 g のグミゼリー(グルコラム,ジーシー)を20 秒間自由咀嚼させた後,10 mL の水で含嗽させ,グミと水を濾過用メッシュ内に吐き出させ,メッシュを通過した溶液中のグルコース溶出量を咀嚼能力検査システム(グルコセンサーGS-Ⅱ,ジーシー)にて溶出グルコース濃度を測定する。グルコース濃度が100 mg/dL未満を咀嚼機能低下とする。

保険適応(施設基準あり)
  ①高齢者の口腔機能低下症の診断を目的として行った場合に算定
      継続的な口腔機能管理を行っている場合は6ヶ月に1回
  ②有床義歯新製の場合は、装着前に1回、
           装着日以降月に1回(装着月から6ヶ月以内)
      ・対象は義管困難な場合と
         左右第2大臼歯を含む臼歯が4歯以上欠損している場合
         (智歯は含まない)
 参考に
 口腔機能低下症の基本的な考え方(令和2 年3 月 日本歯科医学会)
www.jads.jp/basic/pdf/document-200401-2.pdf
  口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方(令和2 年3 月 日本歯科医学会)
www.jads.jp/basic/pdf/document-200401-3.pdf
 施設基準
kouseikyoku.mhlw.go.jp/tokaihokuriku/gyomu/gyomu/hoken_kikan/000150170.pdf
kouseikyoku.mhlw.go.jp/tokaihokuriku/gyomu/gyomu/hoken_kikan/shitei.html

 

 

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