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愛知県保険医協会・伏見会議室で講演

2009年07月05日(日)


愛知協会で講演8 2007年3月25日(日)午前9時42分頃、能登半島沖を震源地とする”震度6強”の大きな地震が発生した。その夏に特別座談会「医師から見た能登半島地震」が開催され、被災した歯科医師から「この体験から得たことを次に活かして頂きたい」との発言があった。それを受けて、歯科部はすぐさま専任チームを編成した。過去に歯科医院のための有効な体系的、具体的なマニュアルがなく、専門外の未知の分野をまとめることに非常に苦労した。そして、ついに2008年9月1日に「歯科における震災時の対応 能登半島地震の体験から」を発刊した。各方面から反響があり、2000部発行したが、在庫はほとんど無くなった。今回、愛知県保険医協会 歯科地域医療研究会から歯科医療機関の東南海地震に対する備えについて話して欲しいとの依頼があり、講師を引き受けることになった。
2009年7月5日(日)午前10時~12時まで、愛知県保険医協会・伏見会議室にて「歯科における震災時の対応ー減災対応マニュアルについてー」を講演した。減災とは、事前対策である。人命を守り、医院の損害を最小限にとどめ、早期復旧を可能にするために、災害が起こる前に行っておくべき準備や緊急時の対応について、レジュメに添って解説した。
会場には地域で減災対策に携わる立場の方や関心のある方、大学時代の同級生、約20数名の歯科医師が参加していた。30分を超える数々の質疑応答と参加者同士の議論もあり、遠く名古屋まで来た甲斐があった。今後、少しでも多くの方々に関心を持ってもらい、マニュアルの作成が進み、地域の減災対策の輪が広がっていくことを期待したい。

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講演会案内
   歯科における震災時の対応
ー減災対応マニュアルについてー
講師  小島登(石川県内灘町 小島歯科医院)
とき  2009年7月5日(日)午前10時~12時
ところ 愛知県保険医協会・伏見会議室
名古屋市中区錦1丁目13番26号 名古屋伏見スクエアビル
主催  愛知県保険医協会・歯科地域医療委員会

内容  減災とは、事前対策です。人命を守り、医院の損害を最小限にとどめ、早期復旧を可能にするために、災害が起こる前に行っておくべき準備や緊急時の対応について、テキストを参考に解説します。この機会に、スタッフと協議しプランを立て、チェックリストを完成させましょう。また、具体的な場面を想定した取り組みやすい訓練を少しずつしましょう。そして、行政などとの連携をはかりましょう。

テキストとして
歯科における震災時の対応
www.kojimashika.net/2008/08/post-82.html
Ⅰ.事前の対策
1.被害の推測と対策
2.防災体制の確認
3.訓練の実施
Ⅱ.発生直後の対応(診療中)
1.揺れているとき
2.緊急避難時
3.揺れが落ち着いたら
Ⅲ.被災後の対応
1.自院の診療可否の判断
2.早期復旧への行動
3.避難所、救護所の応援

愛知保険医新聞2009.7.25. 石川保険医新聞2009.8.15.

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