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食べる機能を引き出す

2006年01月26日(木)


内灘町町町民福祉部民生活課からの依頼で、1月26日(木)に向粟崎保育所保育室にて開かれた育児講座「歯科医から見た 離乳期からの口腔育成を考えた食」に、0~2歳児の子供を持つお母さん30名ほどの参加がありました。

最近、保育現場などから「噛まない子」「噛めない子」や「なかなか飲み込まない子」というような報告が多くあります。そして、診療室でもゴロゴロうがいができなかったり、舌打ちができなかったり、また、口の中に多くの変化(歯の噛み合わせが整っていなかったり、舌が細くて弱々しく、舌の縁に歯の痕がついていたり)が観察されるようになりました。これらの大部分は、離乳期に原因がある咀嚼発達障害と考えています。
これまで、子どもの食生活を身体発育のために「何をどれだけ」食べるかという「栄養素栄養学」の角度から見ることが多かったですが、今回は、機能の発達のために「どのようにして」食べるかという視点で、口腔領域の機能獲得期と、機能の発揮の仕方を学ぶ幼児期前半を中心にお話ししました。
今後、ますます核家族化が進むなか、育児に悩むお母さんの子育て支援として協力していきたいです。また、今年、保険医協会は、子どもたちを取り巻く皆さんとともに、食育の問題に取り組んでいきたいです。

歯科医から見た
「離乳期からの口腔育成を考えた食」について
-「自分で食べたい」食べる意欲と機能発育をうながすために-
講師  小島新医院
院長  小島登
日時  2006年1月26日(木)午前11~12時
会場  向粟崎保育所
対象者 0~2歳児の子供を持つお母さん
主催  内灘町町町民福祉部民生活課

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