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小児糖尿病サマーキャンプで講話

2002年09月05日(木)


北陸小児糖尿病サマーキャンプに参加して                      2002.9.5.
歯周病と糖尿病との関係が注目されるようになり、昨年11月の糖尿病週間 金沢地区の集いに医療相談として参加しました。その時、ほとんどの方が50才台で無歯顎であり、歯もないからと義歯の清掃もおろそかになる傾向も見られた。若年者への啓蒙の大切さを痛感し、今年サマーキャンプに参加することになりました。
糖尿病サマーキャンプは8月21日から24日に内灘町福祉センターでおこなわれていた。3才から約30才まで20人ぐらいの1型糖尿病患者や家族、ボランティアが参加していた。
来年からの計画のため、会場の雰囲気と口腔内を見せていただいた。口腔内は小学生までにはほとんど異常なく、中学生で兆しが見られ、20才過ぎると明らかに歯周病が肉眼的にわかる状態でした。20年ほど早くに発病し、進行が早い事が危惧される。小さい頃からよく咬んで食べることの重要性とブラッシング指導の必要性を実感する。毎月1年ほど歯科医院に通院している20才の女性には、しっかりした検査や指導の成果は現れていなかった。
内科、歯科共に1型糖尿病と歯周病の関係に対する理解を深めていく必要を感じた。視力の低下した患者に対する赤染めによるブラッシング指導や夜間の低血糖に対するアメなどが今後の課題となるだろう。
来年のサマーキャンプにはスケジュールに組み込んでもらい、歯周病とはどんなものかスライドを見ていただき、患者、家族やスタッフに理解していただくところから始めていきたい。

北陸小児糖尿病サマーキャンプへ歯科部が協力                2003.9.1.
歯周病講演会の開催
とき  8月21日(木)午後7時~7時50分
ところ 内灘町福祉センター
参加者 約50人(子ども21人、親10人、ボランティア・スタッフ20人)

3年前より保険医協会歯科部の活動として、「糖尿病患者の会」に協力しています。初年度は11月に開かれる「糖尿病週間 金沢地区の集い」に参加しました。相談者の多くが50才までに無歯顎になり、顎堤の吸収も著しく、唾液も少なく、義歯が不安定になり、長年悩まされていました。また、もう歯もないからと義歯の清掃もおろそかになる傾向も見られ、これらの症状を目の当たりにし、呼吸器感染予防のためにも啓蒙の大切さを痛感し、以来毎年歯科相談を続けています。
昨年は「糖尿病サマーキャンプ」に参加している3才から30才ぐらいまで約20名のⅠ型糖尿病患者の口腔内を見せていただきました。小学生まではほとんど異常がなく、中学生で兆しが見られ、20才を過ぎると明らかに歯周病が肉眼でわかる状態でした。一般的な患者より20年ほど早くに発病し、進行が早い事が危惧されました。
今年は、歯周病とはどんなものかを、患者、患者の家族、ボランティアスタッフに理解してもらうために、「北陸小児糖尿病サマーキャンプ」に於いて歯周病講演会を開催しました。きれいにすれば良くなっていく若年者歯肉炎の発赤、腫脹した歯肉のスライドを見ながら、基本的な歯周病を理解してもらいました。また、唾液分泌の減少による前歯部唇側の脱灰(虫歯の始まり)が、食生活の改善とプラークコントロールで再石灰化していく様子も見てもらいました。
そして、糖尿病患者によく見られる「ぶよぶよした」発赤腫脹が強く現れる歯肉を見てもらい、さらに理解を深めてもらいました。これらの実症例のスライドを見ながら、歯周病が進行してから来院すると、歯の喪失をくい止めるためにセルフケアを長年続けることは難しいということ、気のゆるみが出た時にはプロフェッショナルケアで多いに補い手助けしていきたいということ、若い時期からプラークコントロールを続けると歯肉は健康になり、糖尿病にも良い影響を与えるということをアピールし、歯周病の正しい理解と予防の大切さを知る一助としました。
来年は、さらに個々に対応した歯周病の理解とブラッシングテクニックの習得に歯科衛生士と共に協力していきたいと思っています。

活動の成果が実る                                    2004.8.26.
4年前から保険医協会歯科部の活動として「糖尿病患者の会」に協力してきました。3年前から若年者への啓蒙の大切さを痛感し、「小児糖尿病サマーキャンプ」に参加することになりました。昨年は、きれいにすれば良くなっていく若年者の赤く腫れた歯肉のスライドを見ながら、基本的な歯周病を患者、患者の家族、ボランティアスタッフに理解してもらいました。そして、糖尿病患者によく見られる「ぶよぶよした」発赤腫脹が強く現れる歯肉を見てもらい、さらに理解を深めてもらいました。これらの実症例のスライドを見ながら、歯周病が進行してから来院しますと、歯の喪失をくい止めるためにセルフケアを長年続けることは難しいということ、気のゆるみが出た時にはプロフェッショナルケアで多いに補い手助けしていきたいということ、若い時期からプラークコントロールを続けると歯肉は健康になり、糖尿病にも良い影響を与えるということをアピールし、歯周病の正しい理解と予防の大切さを知る一助としました。
2年前に3才から約30才まで20人ぐらいの1型糖尿病患者さんの口腔内を見せていただいた時は、小学生までにはほとんど異常なく、中学生で兆しが見られ、20才過ぎると明らかに歯周病が肉眼的にわかる状態でした。今年は口腔内を見せていただいてビックリしました。中学生、高校生に肉眼的に赤く腫れた歯肉が見られませんでした。活動の成果が現れ、嬉しく思いました。小さい頃からよく咬んで食べることの重要性とプラークコントロールの必要性をこれからも継続してアピールしていきたいです。

ヘルスカウンセリング                              2005.8.25.
糖尿病患者の会への保険医協会歯科部の活動は5年目を迎える。3年前より北陸小児糖尿病サマーキャンプから依頼があり、虫歯や歯周病と糖尿病についての講義と歯科検診の協力を続けている。今年は8月25日午後7時から1時間半、内灘町福祉センターにおいて行われた。3才から約20才までの1型糖尿病患者さん30人とご家族やボランティア・スタッフ20人合わせて60人の参加者があった。
まず、虫歯のメカニズムとリスクに応じた対策についてお話しした。そして、唾液分泌の減少による前歯部唇側の脱灰が食生活の改善とプラークコントロールで再石灰化していく様子を見てもらう。虫歯予防はブラッシングがすべてではないことと、穴があいてから歯科医院に受診するのではなく、穴があく前の脱灰の時に歯を削らずに健康な歯を取り戻すことができることを理解してもらう。また、きれいにすると良くなっていく若年者歯肉炎の発赤、腫脹した歯肉のスライドを見て、基本的な歯周病を理解してもらう。若い時期からプラークコントロールを続けると歯肉は健康を維持し、糖尿病にも良い影響を与えることをアピールした。
その後、一人ひとりの口の中を診せていただき、ヘルスカウンセリングを行った。スタッフからの質問も受けて、小さい頃からよく咬んで食べることの重要性とプラークコントロールの必要性の理解を深めていただいた。

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